Christopher Williams / Adventures In Paradise
過小評価されていると思われるひとChristopher Williams。
歌もうまくないと言われてるが、わたしはそうは思わない。
たしかにファットで芯がなさげな、悪くいえば大雑把な印象かもしれない。
でも、ストレートでぐいぐい歌い込む姿は、伝わってくるものがあるけどなぁ。
89年のファーストアルバムは、バラッドが半分占め、それが粒ぞろい。
Gerald Levert制作の”If That’s What You Want”、Levertのコーラスがバックで絡み、後半にかけての抑揚感のあるボーカルは熱い。このナンバーくらいのグレードのナンバーがたくさん詰まっている。またカバーでは”Always And Forever”を取り上げ、原曲より全然テンション高く唱いこなし、実力を垣間見ることができた。
Christopher Williamsのアルバムは”Dreamin'”が入っている”Changes”と、怖いお面ジャケットが不評ながらBrian McKnightが絡む”Not A Perfect Man”もオススメ。