Johnny Kemp / Secrets Of Flying
1stの出来の良さに到底及ばないものの、避けては通れないTeddyプロデュースの”Just Got Paid”が1曲目にあるJohnny Kempの2nd。
そのJust Got Paidの詩はこうだ。
給料週払いの会社に勤めるにいちゃんが、週末に貰った金を持って金曜の夜はクラブに繰り出し、はっちゃけようと意気込む、ま、どうしようもない内容なのだが(笑)。ハートが揺れグルーブしまくってるにいちゃんはパーティ荒らしをするぞってな、まあやっかいな調子ものの歌なのだった。そんな陳腐な詩に関わらず、さすがのTeddyはオーケストレーションをバンバンに使用しニュージャックで攻めまくったノリノリのナンバー(笑)に仕立てたのだった。
あとの曲にはマーヴィンのカバーなんぞもあり、マッタリ系中心ではあるものの、全盛期のカシーフサウンドに比べると物足りなさがつきまとい、繰り返し聞かないアルバムになってしまったが寂しい。
Johnny KempはKeith SweatのLIVE DVDで久々の姿を見ることができた。バハマ生まれの陽気な性格が振る舞いに出ており、他のライブ(下記参照)でも風貌こそヤバめになりつつも、楽しく過ごしてそうだ(笑)。