The California Executives / Dancing And Romancing

しばらく前に再発となったCalifornia Executives。スウィートソウルファンなら必須盤でしょうか。

ローカル臭漂う、チープな打ち込み加減が余計にやるせなさを醸しだし、楽曲が完璧でないところに、ソウルを感じてしまいます。そのあたりは現在のインディグループなどと共通点がありますね。

原盤の発売時が87年ですので、その年を考えるとロマンシングサイドのスロウ群はオールドスタイル。グループでのいざこざがあったのか、他のボーカルがほぼ絡まないのが残念であるが、もしこれで女々しいファルセットがねっちょり絡みついたりしていると、もっと素晴らしいデキになっていたのでしょうね。ま、それは高望みというもの。これだけ熱いボーカルと緩めの楽曲を聴かせてくれれば、満足なのです。

再発歓迎盤の一枚でした。

hiroo

シェアする