Ray Simpson / Ray Simpson
Ashford & SimpsonのValerie Simpsonの弟”Ray Simpson”。
彼はその血統だけでなく、70年代にはY.M.C.A.やIn The NavyでおなじみのVillage Peopleのポリスマン役として活躍した素晴らしいコスプレ野郎(爆)なのである。
まあ、そんな話題はソウルファンならソウルバーなんぞで笑って語られることなのだが、ここは彼の残した素晴らしいソロ作品をマジで語りたい(笑)。
92年の作品であるこのアルバム、ブックオフで250円なんかで売られているが、内容は1,250円くらいで取引されてもおかしくないくらいだ(爆)。でも1,250円なら買うのは微妙かもしれない(笑)。
そんな葛藤はともかく、このアルバム#6 “I Believe In Love”、#7 “Storm”、#8 “Love Is Pleasure”の連なる3曲は最高のミディアムスローで、もうわたしなんぞは200回は繰り返し聞いていると思う。なんといいますか、全域で破綻のないクリアで伸びやか、しかも優しい喉を披露してくれる。またサウンドがジャズフィーリングで、まるで狭いホールで聴いているような臨場感も味わえる。