Roger / Bridging The Gap
Roger Troutmanソロ作、最終盤。しかも名盤。
91年というニュージャック後期という時代。元来ファンク野郎には辛い時期到来のはずが、このハマり具合。
トークボックスをメロウに振ると、時代なんて関係なし。しかもアップに関してもなんの違和感もなし。これには参った。このアルバム、音楽的素養の高いキーボディストのDavid Gamsonが主なナンバーを共同プロデュース。このひとがが新たなロジャーの魅力を引き出したに違いない。
ビートの取り方がニュージャックのそれなのに、ちゃんとファンクしているCuriosity。よりファンクネスなYou Should Be Mineはわたしの大好きなナンバー。
近いテイストにEverybody get upが。
メロウなナンバーではEmotionsがダントツにいい。ファンクイベントが終了する早朝、これがフロアで帰り間際でかかると、ああなんて幸せな時間を過ごせたんだと、満足感で一杯になる。ギターの使い方が素晴らしいTake Me Backも泣ける。
なんか脈絡のない記事になったが、ロジャーの作品に言葉なんていらない。肉感的、感覚的に好きになればそれでハッピー。