Lew Kirton / Talk To Me
「今、なにしてるんだい。そう、じゃあ上から脱いでいこうか・・・」そんな会話が聞けそうなジャケやね(な、わけないか)
Lew Kirtonの83年作。モダンソウル、最高傑作です。
製作にReddingsやTyrone Brunsonを手がけたRussell Timmons。きらめく80~83年の黄金期なので、サウンドは文句なし。ストリングスとシンプルなシンセづかいの融合はよだれもん。
では、長くなるがアルバム内容。
A面がなにせ凄い。A-1の表題曲は軽やかでダンサンブル。続くA-2 I Can’t Live Without Youは美メロ大作で、ナイススロウ。ファンクの切れ味抜群のA-3 Don’t Give Up Your Dream(Hang On In There)、ルーサーのような包容力のあるバラッドA-4 Always Willと息をつかせない。
じゃあB面はどうなんだというと、これまたA面を凌ぐ勢いのダンサーら始まる。B-1 Just Can’t Get Enoughで自分の腰が小刻み動いてるのを聴いてる時に確認した(笑 厚い雲を押しのけ日差す太陽のような眩いダンサーなのだ。B-2 Hooked On You、もうため息しかつかせないほど、素晴らしいスロウ。ラストはモダンダンサーHere’s My Love(Come And Get It)。俺の好きなカカココというパーカッション(こりゃ聴かないと伝わり辛いんやけどね)や誘惑的なシンセ音で高揚感に浸れる。
とういうことで、A面どころかアルバム全編に渡って素晴らしい内容。これ通らずにソウル語れんでしょう。というくらい私的にはマスト盤。