Confection / Private Conversations
もう6年ほど前になるのかな。オーストラリア発の80’s Boogie/Funkのユニット”Confection”が驚く内容のアルバムをリリースしてくれたのは。自分も記事にしていました。
SOS Band、Mtume、Kashifなどを彷彿させるサウンド、確信犯的なレイドバックさ加減。
あれからどうしてんのかな、って彼女達のHPを確認したら・・・うそー2ndアルバムリリースしてるやん!
ってそんな情報どこにもなかったし、Disk Unionさんのページにも紹介なかったのでまったくスルーしてたやん。
どうやら日本未発売やったらしい。
オーストラリアかぁ。知り合いいないしどうしよw
と悩んでも始まらない。嗅覚は衰えていません。やっと探し、約1か月かけて手にしました。欲しいメディアは気長に待つと、フッと現れてくれるんです。昔からそうなんです。
サラッと一巡聴きました。
2ndはポップ加減が増しており、ほんと明るい楽曲だらけ。心躍るカッティングギターが冴え渡り、華やかなシンセ音が空中に飛び交うスペイシーなサウンド。1stアルバムがEUやここ日本で話題になったのを本人達が意識してるのか、ChicやMtume的な趣が更に濃くなっていました。
80’s初期の煌びやかな世界を再現したサウンドは、模倣を超越しオリジナリティも加味されています。現在のDaft Punkより前からブギーサウンドを押してると思いますが。
そしてJuanita Tippinsのキュートな声は男の琴線を擽る魔力を持っているといっても過言ではないです。
ラストはスピナーズのI’ll Be Aroundカバー!。なんとなくTerri Wellsを思い出しました。何から何まで計算してるのか、ただ楽しんでるだけなのか、底知れぬ興味深いユニット”Confection”、これからも目が離せません。
1stと2nd。どちらもジャケットデザインが最高。唇アップはソウル系の定番!