Tuxedo / Tuxedo
Duft Punk/Random Access MemoriesやBruno Mars/Treasureのヒットで再燃する80’s Boogie,Funkブーム。Cool Millionや俺の好きなConfection等、今までも特化したバンドがあったものの、ここまでメジャーシーンが80年代にスポットがあたるって近年なかったこと。
ブルーアイドソウルのMayer HawthorneとプロデューサーJake Oneのユニット”Tuxedo”がこの春からブームを牽引しそうだ。
急いで購入したので、まだ聴きこめてないけど早速レビュー。
1曲目”Lost Lover”からローカルなファンクバンドといった案配ではまる。幼気な女性コーラスやチープなシンセ音。あえて狙ってるんやろけど、してやったりのふたりの顔が浮かぶ。
スペイシーなシンセと気だるいカッティングギター、やっつけのコーラス等が当時のファンクバンドそのものの2曲目”R U Ready”。
そして先にYouTubeでアップされ、話題になってる”So Good”が4曲目。
TwitterでAaron Broomfield / I’M Gonna Miss yaの模倣というタイムラインで、釘付けに。衣装や背景ともまったく同じだ。
Mtumeがやりそなインストのみのナンバー”Tuxedo Groove”を挟み、怒濤の後半が待っている。
こみあげ系哀愁ダンサー”I Got U”。今のところ私的に一番はまったナンバー。スネアの乾いた音やハイハットの刻むリズム、やるせないシンセ、ブリッジのプリティなコーラス、もう最高のひとこと。泣きながら踊れますよ、これw
Oliver CheathamのGet Down Saturday Nightで使うシンセと似たRoll Alongもしっかりホーンが絡み極上グルーヴ。One Way的なサウンドを醸し出しております。
11曲目にはbmrでも取り上げてられているZapp/Rogerのオマージュ”Do It”が。Do It Rogerそのものナンバー。トークボックスこそないものの、ギターフレーズやコーラスは完全なRogerで笑える。
そしてラストを飾るナンバーはこれまた80’sと90’sのいいとこどりときた。スヌープ“Ain’t No Fun (If the Homies Can’t Have None)がベース。客演王ネイトドッグが歌うようフロウ。半音ずれてるシンセ音がけだるさを増幅。しかもイントロのギターがシャラマー“A Night To Remember”ときたもんだ。
参りました。
あなた達に一生ついていきますwww