Tim Owens / I Just Wanna Love You

1991年Atlanticからリリースされた1枚、Tim OwensのI Just Wanna Love Youです。

なぜ久々聴こうかと思ったのが、このまえCool Millionの新作を購入したら1発目めに彼がフィーチャリングされてたんです。オーッ久々やんと驚いたしだい。
Cool Millionは前作もEugene Wildeを使ったり、キャスティングが絶妙なんですが、今回もこのTim Owensしかり凄いことになってましたので、後で記事します。

Tim Owens、アルバムとしてこの1枚だけなんでしょうか。これ以降は裏方の仕事でK-Ci & jojoのEmotionalでクレジットを見かけます。最近ではAl McKay Allstarsのメンバーとしてライブで頑張ってるようですね。

アルバム内容です。HeatwaveのDerek Brambleが製作の中心です。
けっこういい喉をしてるんですよ。1曲目Smileのミディアムからじっくり歌い上げる実直なボーカルスタイルはJeffrey Osborneを彷彿させます。喉は似ていないですが、丁寧に唄う感じですね。
3曲目と4曲目が涙ものです。まず3曲目、I’m Hooked。ブラコン調の音づかいがわたしの心を鷲掴みにしてくれますw。今でも同じ感覚で聞けましたので、自分はある一定の時間から嗜好が止まってるんでしょうね。
そして4曲目Forever My Love。Derek Brambleがすべての演奏を手がけてることですがセンス良過ぎです。By All Meansも真っ青のクラシカルなのにモダンなミッド。コーラス、サックスといいサポートする楽曲の素晴らしいこと。それにTim Owensが情感たっぷりに歌いこなします。
まだこれでは物足りない方は飛ばして8曲目Let’s Get Blueを。Anne G.とのデュエットナンバーです。イントロは雨音と雷から始まるSEからツボを突きまくり、目を合わしながら愛を確かめるまさにこの時代にしか味わえないバラッドです。ラストの転調といい悶絶ものですよ。
ということで、次はCool Millionです。

hiroo

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