Steven & Sterling / One Magic Night
Sterling RiceとSteven Riceからなるデュオグループ。RCAからの82年作です。
このふたりのアルバム。Michael Jacksonの兄、Tito Jacksonがプロデュースしている。ライターの金澤さんによるとジャクソンズはマイケルというスターがいる為、外野がうるさく、演出が過剰気味で、できることができなかったようだ。その反動か実にシンプルで聞きやすいアルバムになっている。ハイトーンヴォイスと軽快なファンクがウリで、最近コアなメロウグルーブ好きに人気なのか、この前、新宿カブキラウンジでかかっていた。
ウキウキ気分になれるナイスミディアムDon’t Stopや、踊るしかないCan I Be With You Tonight等、多幸感が溢れるナンバーに釘付けになる。
Titoのプロダクションも魅力的でTeaseのKipper Jones、Cheryl Lynn、兄弟のJermaineがバックボーカルで参加している。
LPはあまり見かけない。わたしは今年レーベル10周年を迎えたVinyl Masterpiece盤を購入した。