Marz / Make It Right
新年皆様どうお過ごしでしょうか。今年は三が日しか休みがなく、仕事始めの前日が明日となればそろそろ社会復帰モードでテンションや身体の調子を整えなければいけませんが、酒をくらい過ぎて無理ですw
御節も1日で飽きましたので、今晩はキムチ鍋にしようと思います。だからまたビールを飲み過ぎるでしょうし。ま、いっかw
年末、一年通してここのブログも相当放置してる状態だったもんですから、久々解析してますと、普段30人くらいの方々が訪問していただいているようです。その昔、100人ほどがアベレージだったので激減してますが、1ヶ月に一度くらいしか更新しないこんな、くそブログにお越しくださるだけでも、ほんとありがたく、逆にすみませんといった気持ちです。そういうことで、たま~に今年も更新していきますので、かわらずの御愛顧よろしくお願い申し上げます。
さて今日はファンクを。
MARZです。
自分はファンク好きにも関わらず、まだまだ奥深く聴いてないので知らないバンドが多いです。今では若い方々のほうがレアグルーヴものなどに詳しく、そういう人々にご教授いただきたいくらいです。
このMARZもたまたま寄ったソウルバーで知りました。おそらくガイド本とかでは紹介されていません。もしかしてどうでもいいB級バンド?と見過ごしがちですが、それは大間違いでした。後で知ったんですが、なんとプロデューサーは大好きなバンドStarpointのプロデューサーであるLionel Jobです。俺が愛する4大スタポ名盤www、Wanting You・All Night Long・It’s So Delicious・It’s All Yoursの製作者であり、Bert RobinsonやCliff Dawsonなども手がけた敏腕プロデューサーです。
内容はといいますと、スタポより若干ファンク度指数が弱いです。なんといいますか、突き抜け感が全曲に通してないです。が、ですよ、ここはB級の味わい深さw、何度か聴いてるうちにするめのように味のでるナンバーに感じてくるのです。
スロウが抜群にいい。まずStay With Me。コーラスがDeBargeのように自然であり、リードボーカルへの支え方が絶妙で時折ファルセットが交錯するシーンなんて最高。この曲だけでもアルバムは買いといっても過言ではないよ。もう1曲、女性ボーカルが哀愁漂うピアノの旋律をバックに滔々と歌い上げるYou Got Me Crying Againが最高。StarpointのRenee Diggsに負けてないぞ。
ファンクではチープなシンセとP風のコーラスがどうしようもなくB級なSeriouslyや、スラップベースが暴れまくるMove It,Groove Itなんぞがフロアばえしそうだ(フロアでこんなのかからないだろうけどw)
なんとまぁ、お調べするとこのMarz、今月、再発にてCD販売されるようだ。もちろん俺は購入するが、怖いものみたさのファンク好きの方にもおススメするよw