Gemini – Rising

このところ休みも外出続き、そして平日は深夜に帰宅ということでこちらブログもご無沙汰です。色々書き留めたいこともあるのですが脈略ない文章になるので少し留めておきます。かいつまんで語ればこんなところです。

YouTubeばかり見てるのですが特に音楽ではなく岡田阪神の動向とか笑 来季はアレに近づけそうでない?ですか。二遊間は小幡と中野で決まりそうな。外人どんなの来るんだろう。

レコードを聴く環境がなってない!と最近新たにアンプ物色中。古いアンプを探してます。リスク承知で買うしかありませんかね。

この前の休みにGU寄ったんです。もちろん歳のターゲットから離れてるので買いませんでした。が、今季のコレクションがかなりいいと思いました。完全メンズはアメカジ路線ですね。このセンスでクオリティとサイジングを修正すれば中年の心をゲットできると思いました。(商売にならないかな笑)

はい、脱線したので本題。今日のLPはGemini – Risingです。

このLPここブログで取り上げてたと思ってたらしてなかった・・・最高に名盤だったのにね。写真の通りメンバーは二人でFred SawyersとKarvin Johnson。1981年作です。このアルバムはメロウダンサーとAOR路線のミッドばかりでモダンソウル好きにはたまらない内容となっています。ソウルバーでB面だったか聴いて翌日に購入したと思います笑。30歳くらいの時に大阪で。その後CD化もされてCDも買いましたが現在は廃盤となってるようです。後で知ったのですがメンバーのFred Sawyersは音楽歴が長く1978年にはディスコグループ”Arpeggio”に在籍。Geminiを退いた後には1988年にR&Bユニット”Jamm”で活動。2枚のアルバムをリリースしています。R&Bファンならそちらの方が周知されていますかね。Jamm時代は名前を”Freddy Boy”に変えてます。


Gemini-RisingですがソウルファンならB面の”I Don’t Want To Lose You”は避けて通れないでしょう。Billy Butler & Infinityのスロウを熱くカバー。デュオながらスウィートグループのような様相で81年のアルバムなのに70年代に回帰するようなところいいではないですか。81年といえば洗練されたファンクも相当リリースされている頃ですからね。この曲だけでなくクラシカルで哀愁感のあるナンバーが多いこのアルバムです。

プリティなコーラスから耳から離れない緩いダンサー”My Love For You Keeps Growing”もB面。そしてどこまでもメロウネスを追求した陽だまりのような心地よいコーラスと泣ける旋律の”The Power Of Your Love”もB面に(サックスはGerald Albright)。そう、このB面の充実度にソウルバーで酒を呑みながら浸り、このアルバムを翌日に買いに行く羽目になったのでした。こういうソウルとの出会いって多いんです。当時ネットもガイド本も特になかった時代ですよ。そりゃ酒と音楽に金払ってリアルな出会えないとソウルファンにはなれなかったのです。

ところでB面ばかり評価しましたがA面もこのアルバムで1〜2番目に素敵なダンサー”(You’ve Got) Something Special”があります。美しいコーラスとどことなく儚いメロディが最高です。続くA-3の電話のプッシュ音から始まる定番SEありのスウィートソウル”Can’t Throw Away A Good Love”も聞き逃せません。A面もいいではないですか。そう、このアルバムは1枚通して古き良きソウルが凝縮したマスト盤なのです。

はっきり言って(岡田監督調)捨て曲なし。

hiroo

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