The Individuals / Together (We Can Make Something Happen)
雨が続きますねぇ。梅雨時といってももう7月の中旬ですよ、そろそろ明けてほしい。部屋干しの洗濯もなんだか気分がいいものではないしね。カラッとパリッと乾くシャツが着たいものです。
今日の投稿は久しぶりにソウルを。30歳の頃、大阪のBarで酒を呑んでたことが多いのですが、必ずといって変態的なファルセッターの話題になったもんでした。そのひとつにこのThe Individualsを必ずシメの音源で聴かせていただいたなw
「3Pを連想させる究極のエロジャケ」
という話題が先走ってはいましたがw
The Individualsはシカゴで結成された3人組、Bobby Wilkes, Earl Singleton, Michael Dowdenから成り立ちます。裏ジャケにはメンバーの写真、おきまりの上半身裸ですw。Earl Singletonはレアグルーヴファンに人気の73年作”RIPPLE”の”See The Light In The Window”のライティングをしているらしく、作曲能力はある方のようで。
そのレアグルーヴ流れの真っ黒なダンサーもこのアルバムにもあり、”Never Too Late”のようなサウンドは荒削り感がたまらない。その次に必聴のダンサーが”Why Can’t We Be Together”。ファルセッターが泣きながら踊るという姿が目に浮かぶ素晴らしいナンバーだ。
そしてそしてこのナンバー。6分57秒という長尺なタイトルソング“Together (We Can Make Something Happen)”がBarの呑みのシメだ。ファルセッターが泣き叫び曲間に語りも入るスウィートソウルの定石ともいえるナンバー。このナンバーを聞き終わった後の心地よくも罪悪感も漂う疲労感、エロジャケからも想像するにいかんことをしてしまった行為のナンバーのようなのだ。
さてこのアルバム、わたしめがソウルを聴きだし頃、インターネットなんて普及もしていないので当然情報もなく、そしてガイド本にも紹介されていないこのアルバムを呑み屋で知ったというのが今になればいい思い出である。もう閉店してしまったが梅田のDisk JJで購入したな(現在はDisk Union大阪店がその後に出店)。
もちろんレアなアルバムではなく、先日新宿のタワレコにいった際、なんとシールドでストックされていたのを見つけたので保存用にもう一枚買い揃えておきましたw