Simply Red / Picture Book

年の瀬、大掃除に新年の準備、忙しいもんです。
といいながら飲んでばかり笑。

Simply Redの1stアルバム。まあデビュー当時からインパクトのあるバンドであった。白人であるにも関わらず、やってるのはソウルであったわけで、そんでもってチャート上位という。今でもこそ垣根はないかもしれないが、肌の色云々、昔は難しいポジションでなかったのかな。寛容なUKだからこそといったものもあるのか。
1曲目、Come To My Aidのホーンセクションや繰り返すフレーズ、無駄にも思えるパーカッションの露出、ただもでないと感じとるのに時間は要しなかった。ソウルでないかと思うが、ホーンの演出がこれまたかっこいいLook At You Now、誘惑するようなイントロのキーボードの音色から引き込まれるJericho。カバーも凄い。The Valentine BrothersのカバーMoney’s too tight (to mention)は原曲がタイトな楽曲なので、それより柔らかく仕立ており聴きやすい。
そしてなんといっても”Holding Back The Years”だ。デビューから金字塔的なナンバー現る。こんなに印象的なキーボードあるの?といったところや絶妙な引きのボーカルといい「大人」のナンバーに崩れ落ちたもんだ。

ブラックミュージックへの憧憬を剥き出しに表したSimply Red、今のBruno Marsに通じるのではないか。

hiroo

シェアする