最近気になるひと – Donny Benét
Twitterで知りました。まずはツルリンとした頭、逆にフッサフサの後ろ髪、ピンクのジャケット、どこか尋常でないこの風貌、街中であったら目線を合わしたくない感じですw
オーストラリア・シドニーを拠点として活躍するソロレコーディングアーティスト”Donny Benét“ 見た目は別として音楽マニアのようです。
イタリア系のオーストラリア人で2000年から業界の下積みスタートし2011年にソロデヴュー。ジャンルはポスト・ディスコ。ポスト・ディスコといってもよくわからないですが、80’sのディスコミュージックに影響を受けたことには間違いないようです。曖昧ですがイタロ・ディスコ / ブギーの現代解釈、80年代華やかな時代の郷愁に満ちたダンス、スウィートなナンバーを繰り出しています。
CHICのベーシストBernard Edwardsの大ファンであり、ジョルジオ・モロダーを信仰、歌手ではなぜかヴェルヴェット・アンダーグラウンドのルー・リードが好きのようで。それぞれ公言しています。
YouTubeで再生回数の多いナンバーにこれが
Donny Benét – Konichiwa
日本語で「こーに~ちわ」とキャッチーに歌うナンバー。VHS、ブラウン管のTV時代を模すアスペクト比4:3で映し出され、あえて画質を落としたまさに80’sのビデオクリップ。ピンクのスーツを着こなした怪しきDonny Benetが何人も出てきて途中サックス奏者の背中には炎が燃え上がるという、なんともシュールな世界感。
一発で引きこまれました。
それ以外にも自身のチャンネルでは日本のNHKでインターヴューされたというクリップが(嘘やろwww
自慢の楽器紹介となっているが(笑)
プロフェット5やMinimoogなどの往年のシンセサイザーが。やはり80年代オタクだ。そしてスタジオの壁には別の日に撮ったと思われる画像に
PrinceやKashifのレコード、Rick Jamesのポスターが壁に飾られている・・・やはり80’sのファンクが大好きのようで。そして日本びいきであることも判明。
日本のトラックメーカー T-GROOVEさんが「脱力系イタロ・ディスコ」とネーミングされていた。
ツルッパゲで体毛濃ゆくファッションはダサい、でも喋り口調は穏やかでトラックが最高。なんだか気になる要因が多過ぎる。これは追いかけるしかないかな。
※5月22日に”Mr Experience”というNEWアルバムリリース。購入予定です!