June Pointer / June Pointer

Pointer Sistersの末っ子June Pointer。89年のアルバムです。
Pointer Sisters自身がクロスオーバーなグループだったので、ソウルファンからは毛嫌いされている部分があります。カントリー、ロックと様々な取り組み方は、わたしもついていけません。元々はゴスペル出身で、かなり歌がうまい人たちなのでもったいないなぁとも。
このJune Pointerのアルバムもロックっぽいアルバムなのですが、それでも数曲、いいナンバーがあります。ほんのわずかですが(笑)。
3曲目、バート・バカラックのWhy Can’t We Be TogetherはPhil Perryとのデュエットです。TOTOのJeff Porcaroや才人Dunn Huffなんぞが演奏していますので、サラッとしたナンバーなのに、格好良く聞こえますね。
9曲目のLive With MeはKashif作です。これが素晴らしいナンバーで、後期Kashif作品にある一連のメリハリのあるスロウそのもの。Juneの声とも相性がいいなぁ。

hiroo

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