Seawind / Seawind

最近、猫の看病や仕事の内容(これいつもですがw)で幾分体力気力が落ち気味。そこで欲する音楽っていうのは、どファンクとか熱いボーカルはしんどくて聞けなく、どっちかつうと穏やかなものを求めますね。実際、レコ屋寄ってもアナログコーナーでフュージョン、AORのラックをまず見てたり。でも、誰から聴いたらいいのかよくわからんので、とりあえずメジャーなもんをチェックしてます。

きょうはそんなジャンルでSeawind。ハワイ出身のフュージョンバンド、1980年のアルバムです。
まずジャケットがいいですね、これ。曇り空に海鳥です。海鳥はオレンジ色、夕日のごとくコントラストされてます。飾りたくなりますね。

プロデュースはGeorge Duke。ちょうどBrazilian Love Affairリリースで勢いがこれから乗るところ。明るく弾けたGeorge Dukeらしい音がアップナンバーに。Larry WilliamsやKim Hutchcroftなどバンドメンバーがプロフェッショナルな演奏で、後にセッションミュージシャンとして活躍したのも頷ける。ゲストミュージシャンにJerry Herryというグラミー賞を受賞したトランペッターをゲストに迎え、ホーンセクションの格好良さには痺れます。

このアルバム、なんといっても”The Two Of Us”に尽きます。ゆったりとしたデュオでの掛け合いから始まり、柔らかなカッティングギターと小気味良いホーンセクションが徐々にリズミカルに演出する素晴らしいAORナンバー。この1曲だけでもマストなアルバムです。
サウンド重視で聴いてしまいがちですが、リードボーカルの紅一点Pauline WilsonのキュートなボーカルがSeawindのウリでもあるでしょう。

hiroo

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