Blackstreet / Another Level
今更ながらBlackstreet、2枚目のアルバムAnother Levelです。
当時、記憶が正しければですが、大阪の難波の地下にTower Recordがあった時に発売日に買ったと思います。店でおそらく試聴しています。そんなことなしでも結局買うんですけどね。今、そこで聴きたいという欲求だったのかな。
デビューアルバムでTeddy RileyのGUYからの変革に驚き、もう追いかけるしかないと決心していましたw
多用するサンプリングについて、自分はそんなに奥深くFunkを聴いてなかったこともあり、実際にはこんなところでこのネタ、この下敷き、といった発見が数年経ってからあったな。例えば1stのGood Lifeでは T.S. Monk’sの “Bon Bon Vie”をずばり使っていたのも、そんな曲、知りませんでしたwといった具合でしたから。そんなサンプリングを知らなくてもなんというオリジナル化された融和な完成度、さすがテディと唸るしかありません。
この2ndアルバムからメンバーチェンジ。そう激烈シンガー、Mark Middletonの加入です。70’sスウィートマナーに傾倒していた自分には”Never Gonna Let You Go”にある、脳天が痺れるファルセットに相当やられた口です。痺れさすだけでなく、なんとも穏やかにもさせてくれる柔らかな”Happy Song”も最高です。
1曲1曲の完成度もしかり、アルバムとして1曲めから続けて聴く必要があります。劇場なんです、この1枚は。最後にThe Lord Is Real (Time Will Reveal)を持ってくるあたり、聴き終えた後の程よい疲労感は満足感ともいえます。
このナンバー、DeBargeのそのナンバーなのですが、”Don’t Leave Me”でも”A Dream”をそのまま使っているあたり、テディのDeBarge好きは半端ないっすねw