Eugene Wilde / How About Tonight

ブログの流れでこのアルバムを。T.T.F.の参加からLa Voyage、そしてソロでの活躍と、以外や芸歴の長いシンガーでありコンポーザーであるEugene Wilde。ソロの初期時代はあまりにも有名で、Blackstreetがネタにする” Gotta Get You Home Tonight “はチャート首位の名曲。
ニュージャックのムーブメントがほとぼりも冷め、R&B成熟の時代、90’s前期の名盤がこれ。
重鎮George Duke、Keith WashigtonをバックアップしたTerry Coffee and John Nettlesbeyらが製作にあたり、MCAのLouil Silas,Jrがエグゼクティブを務めるという強力な布陣で固められた。
まず申し上げておこう。捨て曲ナシである。こんなにもブラコン信者を驚嘆させる内容はなかなかない。特に素晴らしいナンバーは#4 “Special Feelings”~#5 “Whenever You’re Ready”の連なるスロウ。Paul Jackson Jr.の流麗なカッテングギターとGeorge Dukeのピアノソロが心の琴線に触れるSpecial Feelingsは何度も何度も繰り返し聴いたものだった。
このアルバム、今まで話題になることがほとんどなかったのが不思議。

hiroo

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