Chapter 8 – This Is Love’s For Real
これは取り上げ過ぎて、昔からおつきあいのお知り合いの皆さんには、「またですか?」とお叱りを受けるかもしれない(笑)
いやぁ、冬になるとラックから取り出したくなるLPやCDってあるやん?それなんです。
大阪在住時代に1枚、東京に転勤してからさらに1枚(笑)、そして近頃再発されてさらに1枚追加していった、変態コレクターのように(爆)
男ってバカですよね、コレクションして何が面白いんでしょう。音源なんてひとつあればいいのに、愛してるが故にもう一枚欲しくなるという。女性には理解できないかも(笑)
Michael J.Powellが在籍するグループの2作目。このアルバムでは既にアニタベイカーは離脱していますが、彼女が在籍していた1枚目よりファンク気質が弱まり、ソフィスティケイトされた内容に。
Gerald Albrightがサックスで絡む、”Don’t Stop Loving Me”のイントロで既にノックダウン。ラストのブライトなダンサー3曲以外、終始めくるめくマッタリスロウの連続。交互にスロウとダンサーが組み合わせことがない為、いちいち針を上げたり、ワイヤレスボタンを押したりする作業がいらない。
CDではアリオラの1stアルバムから”Ready For Your Love”がボーナストラックとして9曲目にあり、お買い得盤となっている。
都会の夜、ビルの狭間を白人の彼女を助手席にドライブするジャケットといいアルバムの雰囲気も完璧。
肌寒い冬、彼女との距離感も一挙に狭めてくれるに違いない(笑)、魔法のような作品なのだ。