By All Means / By All Means

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秋晴れ、気持ちいいっすね。週末はええ天気になりました。基本、雨が嫌いなひとなので、爽快です。
気分もポジティブになれるし。体感温度もちょうどええし、こんな気温が続けばええんやけど。

きょうはBy All Means。ま、こんな日中に聴くもんではないわなw
なにやらメンバーであったJimmy VarnerとLynn Roderickの娘がデビューしたようで。さわり聴いたけど、曲調は別にして、ええ喉はしてまんな。やっぱ子供にもソウルの血は引き継がれてるようで。

本作はIslandからの1st。Beyond A Dreamは5枚くらい棚にあるけど、この1stも3枚はあると思うwww
なんせ無駄にBy All Meansが好きなんでしゃあないわな。
この1stから既にPaul Jackson Jr. , Paulinho Da Costa , Gerald Albrightという腕利きミュージシャンを迎え、完璧なBy All Meansサウンドを聴かせてくれる。
Jimmy Varnerは純粋なアフロアメリカンでないはずで、ブラックなのかも疑わしいのだが、野太くエモーショナルな喉が素晴らしく、巨体からくるのか押しがハンパない。プロデュースはStan SheppardとJimmy Varner。Jimmy Varnerがリードボーカル、キーボードとドラムプラミングを担当してるので、けっこうな配分で彼の制作能力が大きく反映してるに違いない。
1988年、ちょうど同じ時期にGerald Alstonのソロアルバムも手がけており、By All Meansサウンド元年でもある。
1987年まで混沌とした時代、ブラコン自体が下火になりニュージャック手前といった時期であるが、ブラコン直球の彼らがしばらく活躍できたのは、いかに市場のR&B成熟度が高かったかともいえる。今の時代、エレクトロポップ一辺倒とどこにもソウルが感じられくなった市場からすれば、素晴らしい時代であった。
グループの真髄ともいえるテイスト、”Slow Jam”はアルバム全体に染み渡っており、駄曲がみあたらない。

hiroo

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