One Way – Who’s Foolin’ Who
幾分体調も良くなりました
そうすると夜更かしや酒の量も増えたりで(;^_^A
結局自助努力もせずに健康管理を損なっているようで
人に管理されないとダメなのかもしれん
梅雨時には暑苦しくないファンクをどうぞ
本日は梅雨到来で蒸し暑いですがファンクもの
定番中の定番”One Way – Who’s Foolin’ Who”です。
こんな名盤なのにビルボード200の#51とR&Bチャートの#8ということで84年のLadyより下なんですな
おかしなもんです。おそらくこの日本でのソウル・ファンはOne Wayといえばこのアルバムを一番にあげる方が多いのではないでしょうかね。
キラーチューン”Cutie Pie”はファンクナンバーの代表曲。イントロのホーンとグニョグニョしたベースラインでP-Funk風なのだが本編はそんなにしていなくあくまでもキャッチーなリフでノリノリにさせてくるフロアアンセムであるね。こういうナンバーこそ80’sの醍醐味で完全パーティーに振り切っていてOne Wayの自由な音楽姿勢に傾倒してしまうな。
2曲目もSweet Ladyも必聴。ファルセット混じりのリードボーカルが最高、ホーンの快活なノリと、ポップなファンクチューンでこれこそOne Wayと叫んでしまうね。
コーラス・グループ顔負け
A面ラストにはこれスウィートコーラスグループではないかと錯覚させるような甘いスロウ”You’re So Very Special”が。鉄琴のプリティな音色、ファルセットを駆使し張り裂ける想いを歌いあげるボーカル、これは名曲中の名曲である。このナンバーだけでファンクバンドは好きでないけどスウィートソウル一辺倒なソウルファンが購入することもあるアルバムなのだ。
B面のタイトルトラックがこれまたキャッチー。泥臭くないファンクこそ自分の望むところなので嬉しくなる。そしてラストナンバー”Runnin’ Away”が超絶スロウ。狂おしいまでに泣き叫ぶボーカルに崩れ落ちた。
ADKプロダクションズ
One Wayの3人、Al Hudson, Dave Roberson, Kevin McCordで組まれたソングライティングのユニット”ADK”と呼んでいたようだ。
ADKは自身のナンバー以外にOliver Cheatham をOliver名義から支えている。
またKevin McCordは91年にWhen The Night Comes というアルバムをリリース。昔なら100円コーナーに置かれていたアルバムだが、なぜか今は1万円くらいのプライスでユニオンで並んでおり、俺もびっくりしている。捨てなくてよかった(笑)
ファンクバンドの正統なアルバムとしては81年のFancy Dancerから次いでこのアルバム、間髪入れず82年には名作”Wild Night”と短期間でファンクバンドの必須アルバムを約1年くらいで制作発表と凄まじい勢いを今更ながら感じてしまいますね。