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森大輔 – Time To Go

少し暑さを凌ぎやすくなった朝ですね。9月は何度か大きな雨が続かないと秋が近づきません。

きょうはJapanese Artist。森大輔さんです。
実は知りませんでした(;^_^A
以前の記事でTSUYOSHIさんのことを取り上げさせていただいたのですが、その関連作品をSpotifyがAIでレコメンドしてくれたのが森大輔。なんと久保田利伸さんと同じレーベル、Funky Jamだったのですね。
それはR&B系をしめしてくれます。

数曲聴きましたが、声がわたし好み。繊細で青年ボイス。R&Bなのにソウルな声ではありません。ただし表現力や高い音域でのフェイクがR&Bそのもの。ビジュアル面も優しく美系、これは女性ファン多いでしょうね。なぜ今まで自分は知りえなかったのか・・・おそらく視野が狭いのでしょう。特に直近の欧米R&Bシーンもわかってないし(オールドスクール好きなので)仕方ないのです、でも、TSUYOSHIさんと同じくもっと早く現行を追いかけたかったのが本音。

レコメンドでピンときたナンバーがTime To Go
この曲はFM COCOLOでDJを務める番組「Night Aquarium」で、リスナーからの切なすぎる恋愛エピソードを募集し、その制作過程を番組で公開する企画から出来た一曲(引用)のことです。

フラットなピアノの旋律と温かいビート、優しくメロウにせまるボーカル。ユニゾンコーラスとなんとも美しくもほのかな懐かしさもあるナンバー。
大好きになりました。

TSUYOSHI – All About Love

ブログの記事を下書きしてて最近いった飲み屋とか休日の過ごし方とか書き留めてたんですが、しばらく時間が経つとそれもどうにも本題との整合性がないのでまたにします(笑)

きょうはこの前のブラコンリリースで記事にさせていただいたTSUYOSHIさんのアルバム”All About Love”を。

いつもの月曜日の夜、FM-NHKで”松尾潔のメロウな夜”にてTSUYOSHIさんのBrand New Feelingが流れてましたね。そしてTSUYOSHIさんが関わっていると予想されていた覆面ユニット NITE RIDERSのTreat Her Like A Ladyもその前に選曲されていました。そしてとうとうユニットの正体を松尾さんが語ってしまいました。はい、TSUYOSHIさんと旧知の仲である元SOUL’d OUTのShinnosukeさんのお二方ということでした。

Nite Ridersの凄さは聞いていただくしかないのですが、この新曲Treat Her Like A Ladyの前に聴いたLet You GoやNon-Stop、Feel Your Bodyとかのナンバーはフレンチ系ファンク、ニューヨーク・サウンド好きにはキャッチー過ぎて、これが日本人?てな摩訶不思議な気分になったものです。例えばMagooなんぞを追いかけていた私にはその辺りのBoogie Timesレーベルの残党が仕事をしだしたのか?と錯覚した感じでした。

このTemptationsの代表曲、Ali-Ollie Woodsonに引けを取らない圧倒的なボーカルに拍手です。普通、こんな難しいナンバー、カバーできませんよ。


T-Grooveのレコードも持っていますが、追い求めてるところは近似性があってももっとボーカルに焦点が合ってますし、時代背景もも80’s半ばまで押し上げているような楽曲でとても自分の好きな音なんです。Nite Ridersの関しましてはまたの記事にしたいと思います。ああ、止まらない(笑)


TSUYOSHIさんの作品になさった音楽を聴きたくなり購入したのがAll About Loveです。

メジャー・リリースでタイミングなのかそれまでに作り上げた楽曲も多く取り上げられた16曲、74分オーバー!の圧巻内容。普通、アルバム単位でここまでの多曲だと飽きちゃうんだけど、まったく飽きなかった。

当時、何聴いてたんだろう、このアルバム、もっと早く知りたかったけど・・・

TSUYOSHIさんのR&B / SOUL愛が全編に満ちてるのよね。例えば”このままずっと”なんてどこかで聞いたフレーズだってピンときたらスタイリステックスのYou Are Everythingづかいで、スウィートな楽曲に切ないボーカルがたまらないナンバー。ちゃんとクレジットにThom Bellとあります。

2曲目、”Ooooh”がこのアルバム中かなり気に入ったナンバーでポロリンと奏でられるキーボードの音にハイテナー気味なボーカルがメロディを創り出し、そしてコーラスのフェイクがこれぞR&Bというテンション。これが日本人の曲なのかという驚きも。

“優しい涙”ではピアノ中心のアンプラグドな構成でボーカルが際立つ名曲。

そして”Love Song ~ヒカリアビテ~”ではボーイズIIメンのOn Bended Kneeのような壮大なバラッドを。しっかりしたフックと崩れ落ちそうな終盤の哀愁感がたまらない王道バラッドに感動すること間違いない。このナンバーではShinnosukeさんがクレジットされています。

驚くのがとにかくすべてにおいてTSUYOSHIさんのボーカルが凄まじいR&B気質。優しさと力強さ、そして抑えきれない感情表現がストレートに伝わってくることだ。

このアルバムの後に前述のNite Ridesを聴いてみても、同じ人物の作品なのかと思う。逆にR&Bとは奥深いけど、どこからでもアプローチできるんだよと問いかけてくれるナンバーばかり。

日本のR&B第一人者は、久保田利伸だけではありません。しばらくTSUYOSHIさんの音楽人生をしっかり見届けてまいりたいと思います!

蘇るブラコン TSUYOSHI – Brand New Feeling

暑くて何をするにしても嫌になるこの夏。毎年、記録的暑さ更新っていうニュース話題にならないですか?

このまま将来、気温40度以上ってなる日本がやってくるのでしょうか。スペインのようにシエスタ制度導入も考えては。日本人働きすぎだし(働いてるわりに見返りが少ない国)。

最近、音楽全般に遠のいていました。エリックベネイのライブ時には過去R&Bを聴いていたのですが、それからは特に現行シーンに目立った情報もなく。やはり今の風にあたらないと胸が騒がないですね。と普段洋楽を聴いているところのレスト時間に突如!

そんな時にTwitterを通して極上なブラコン(ブラック・コンテンポラリー)サウンドに出くわしました。

名古屋をベースに活躍されている制作から楽曲演奏をマルチにこなすシンガー、TSUYOSHIさんの新曲”Brand New Feeling”です。

サウンドは88年あたりでしょうか、ニュージャックスウィング手前の86~88年サウンド。一聴してニューヨークの摩天楼を思い浮かべ、グラスを片手にたばこを燻らせていた自分を思い起こしました(笑)

TwitterのタイムラインにはBy All Means、After 7を彷彿とありましたが、前者はまさにと思ったし、After 7よりもボーカルの繊細な表現力はFreddie Jacksonに近いのではないでしょうか。ブラコン先駆者な存在であったFreddie Jackson、”Don’t Let Love Slip Away”あたりのアルバムが好きな方ならそのボーカルワークに近似性を見出すことができます。Barry Eastmondが手掛けた洗練されたサウンド繋がりでLillo Thomas をも脳裏に浮かびました。


本当にブラックミュージックにはまっていた自分を思い出し胸が高鳴りました。こんな曲を書いてくれたなんて、それも日本人で。嬉しくてたまらなくなりました。

TSUYOSHIさんのことは正直、存じ上げなかったのですがこのナンバーをきっかけに過去作品を聴きたくなりました。早速、音楽に関しては行動力の早いわたしは1st,2ndアルバムをゲットして聴きまくってます。次はその作品を取り上げたいと思っています。また情報は定かではないのですがNITE RIDERSという覆面ディスコグループのリーダーではないかと想像しています。このあたりのことも次に。久しぶりに素敵なシンガーに出会えて感動しています。

さかいゆう / Get It Together

YuAreSomething

しばらく前にTwitterでつぶやいた「さかいゆう」

https://twitter.com/smooth_jam/status/1108686694960660480

そのまま転載w

こんなアーティストが日本に出始めているのよ、凄い。他でも気になったひともいるのでそれは別記事で。インディからのたたきあげらしいよ。いい空気感あるねぇ、日本人らしくない。いや他の曲は日本人らしいのかもしれない。ギターにRay Parker Jr.、ドラムにJames Gadson、録音はセッション2回目で終了したみたいよ。さすがプロ。

ラジオで聞いてたのよ。誰だこれって。この日本人離れしたファルセット、J-Waveに拍手したいのがDeBargeの後にカットインで繋げたとことで余計に海外アーティストって勘違いしたいのよな。優しげな声がDeBargeに似ていた。

帰ってから自宅でアルバムではなくてこの曲だけダウンロードしたのよ。YouTubeで曲がないからリンクできないけど。

アルバムにはこんなナンバーも入っている。地声もひしひし伝わるいい声だね。

Toshiki Kadomatsu / Sea Breeze

夏になると取り出すアルバム、角松敏生のSea Breezeです。
角松作品で杏里のTimely!!もこの時期に聞きます。杏里のほうが歌謡っぽくベタな感じで夏らしさはあまり感じないけどね。
このアルバムを聴きながら須磨海岸横の2号線をドライブしたいなw

記念すべきデビュー盤で、当時21歳らしく、そんな年齢でここまでシティポップを作り上げたとは驚きしかないのですが。
この曲がパクリではないかという指摘は後にありましたが、どんなアーティストでも好きな音楽の影響は受けるものであり(HIPHOPのサンプリングは最たるもの)、クレジットをつけるつけないの問題はスルーでお願いしますw
YouTubeでも散々にやられていましたが、今は見れないようになっています。蒸し返すのも申し訳ないのですが、これはそのまんまやんと感じたのはDancing ShowerはThe ManhattnsIf Couldn’t Hurtでしたが、相当好きだったんでしょうね。それ以外にもAirplayのあの曲に激似のナンバーなど、ありましたが、そんな下世話なことをも吹き飛ばす日本人離れしたセンス、当時ここまでブラコン、AOR的なアルバムあったんでしょうか。
後の角松バラッドに通じるナンバー”Still,I’m In Love With You”はデビューにして完成形?と感じます。

30年たって2016年、ボーカルに納得がいかず録り直したという再編集盤は未だ聴いていませんが、そのこだわりの確認のためにも聴いてみたいと思います。

現在、手元にある盤はCDですが、悔やんでも悔やみきれないのが角松作品のLPをすべて処分してしまったこと。
情けないです。

※貼ったYouTubeは2016年バージョンだと思います。テンポは初期のほうがいいね。