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Ledisi – Perfect Stranger (feat. Kenny Lattimore)

3月ごろ?にリリース予定のLedisiニューアルバム” Good Life”

おっ、このタイトルどこかで見たことあるなって思い起こしたらエリック・ベネイとLost In Timeでやったナンバーと同名ですね。アルバムタイトルだけ一緒なのかな。

ケニー・ラティモアとのデュエット曲「Perfect Stranger」が先行シングルカットされました。

プロデュースはルーサー、ウィル・ダウニングなど数多く実績のあるRex Rideoutです。

好きなふたりがデュエットするのだからいい曲と聞く前から決めてかかっていますが、間違いなかったです。サウンドはクラッシック路線でいいですね。いつもながらかもしれませんが。

単調に聞こえなくもない旋律ですがデュエットにある男女の差し引きといいますか、それは見事ですね。じわじわきました。

Charlie Wilson Walk of Fame Ceremony

伝説のR&Bファンクグループ、Gap Bandのフロントマンであるチャーリー・ウィルソン(チャーリーおじさん)。

ロサンゼルスのハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムを授与され、ジミー・ジャム(Jam&Lewis)の司会によりスヌープ・ドッグやケニー・”ベイビーフェイス”・エドモンズなどのスターのスピーチを含む式典で表彰されたようです。

90年代初頭にハリウッドの同じストリートでホームレスになり薬物中毒を克服したチャーリーとって、授与することは大きな意味がありました。チャーリーはこうスピーチしています。

「人生には試練がつきものです。ギャップ・バンドの成功後、私はハリウッドの路上でホームレスになっていました。それは脇道の1つでした。車の下に隠れて寝ていました」

「あの困難な時期に、神が私のために計画を持っておられることに気がつきました。彼は私を再び建て直すために私を壊してくれました、そして私はその経験に永遠に感謝しています。」

29年間片時も離れず献身に寄り添ってくれた妻のマヒン・ウィルソンについて

「彼女はカウンセラーの一人で、私が助けを求めたリハビリ施設の医師でした。彼女は私の人生を好転させる上で極めて重要な役割を果たしてくれました」

この星は、私の旅路だけでなく、あなたを信じる人々の回復力、信念、揺るぎないサポートの力も表しています。この素晴らしい瞬間に立ち会ってくれてありがとう。私は本当に恵まれていて、とても恵まれているので、これからも私の音楽と私の物語を世界と共有し続けることを楽しみにしています」

抜粋です。なんと美しいスピーチなんでしょうね。苦労してきてそして家族のサポートを第一にあって今の自分とこの賞がある。

そして仕事を通じた友人たちの出会い、家族のような寄り添い方に感謝。

いつも思うのですがブラックミュージックの業界は家族、友人の絆を重んじていますよね。

ビデオを見て思ったのですがスヌープがほんとにチャーリーのことが好きなんだって。体を支えてあげたり、暑そうだから風をあおいであげたり。優しいんやろな心は。スピーチも面白かった。チャーリーの前では吸わないとか笑

いい授与式だった。本当におめでとうございます

Cameo – Cardiac Arrest (1977 Chocolate City )

Cameoを好きな方っていらっしゃいますか。周りにあまりいないようなw

あまいもすぃーも知ってる渋いオッサンしか聴かんやろなw

なんせ大所帯のファンクバンドは当時のアースとか知ってるひとやったらまだしも、普通見た目暑苦しくて敬遠するでしょ。初期はそうやし、3人になってからもちょいゲテもんやしな。(なぜ赤いカップをしてるのか未だにわからん)

しかしソウル好きな方は絶対に通らないといけない関所みたいなもんで、それでいいんです。かのマイルス・デイヴィス が彼らのファンということで有名ですね。

今回はデビュー作『Cardiac Arrest』

まずはジャケット、メンバー写真のキャメオ(工芸品)が汗かいた胸元に輝くというかなりのインパクト。さすがファンクバンド、センスがわけわかりません。しかしやってる音楽がソウル真っ芯でまとも。ラストのスウィート・ソウル”Stay By My Side”を聴きたくて何度も針を落としたな。ソウルバーで初めて聴いてこのバンドはなかなか甘茶センス高いなって。

この後、キャメオシスをめっちゃ聴きましたが最近はそんなに聴いていないような。82年のアリゲーター・ウーマンが5人編成で少し削ぎ落した感が出てきてよかったかな。後期は一通り聞きましたがずっと聞き続けているものがないと思う。

だからこのソウル度高いこの1stは好き。まったくレア盤ではないので店頭で1,000円程で買えます。

あけましておめでとうございます

昨年は本当に早かったです。何をしてたのか思い出せない(笑)充実してたのか判断できかねますが意外と健康に暮らせたのが1番良かったのかもしれません。

年末の休暇を利用して実家と親戚宅に訪問してきました。

家族とわずかの時間を共有するっていうのはいいものですね。もっと普段からあたりまえにしたい。親戚が猫を飼い出しました。もう可愛くで仕方ありません。10ヶ月のマンチカンです。了解えずお披露目です。

新しい家族が増えたので賑やかで楽しかったですね。

いろいろ回想したい数日だったのですがあとわずかの休みを楽しみたいと思います。

年末までにいろんな買い物をしたので(ほとんどセコハンですが)またそんな情報もアップしたいと思います。

そうだ眠ってるCDの整理や家の片付けもせなあかん。それはそれで苦にならないのでやっていこう。

BJ The Chicago Kid – Gravy

私的に年末ギリのこのリリースアルバムが本年ベスト・ワンかもしれません。

グラミー賞に7回ノミネートされたシンガーソングライターのBJ The Chicago Kid『Gravy』です。実はあまり知らかったひとです(;^_^A

E.W & F のレジェンダリー、フィリップ・ベイリーとのコラボレーションである「Never Change」が収録されています。これが本当にいいんです。他力本願っていったら差支えあるかもしれませんが(笑)

制作者のYeti Beatsがこう語っています。

「父はアル・グリーンが大好きで、メンフィスでソウル・アルバムをレコーディングすることをずっと夢見ていたんだ。チャンスが巡ってきたとき、BJは僕の理想的なコラボレーターだった。

僕はBJを今日のソウル/R&B界で最も偉大な声の1人だと思っている。彼のソウルミュージックに対する知識と情熱が、このアルバムのオーセンティックなサウンドを形作った。」

by SHAWN GRANT

そうなんです。ミーツ、アル・グリーン

アル・グリーンはそんなに聴いてないアーティストでありますが、芳醇で穏やかなソウルの代表格。このアルバムはそんな良き時代のソウルと今のポップ感を融合したアルバムになっています。

なにせバランスがいい。Coco Jonesとのこのナンバー”Spend The Night”

ハッピーになりますよ。

こんなポップなナンバーに浸れたかと思えば、先のフィリップ・ベイリーとのこのナンバー。Never Change ft. Philip Bailey

際立つようなファルセットではないものの、あのまろやかなファルセット健在です。

アルバムの中盤から語ってしまいましたがイントロに位置する1曲めから惹かれます。なんだこの美しいストリングスと柔らかなビートは。

過去アルバムは難解過ぎてついていけなかったのです。しかし、このアルバムは新旧バランスをとり、核となるソウルはメンフィスといっても熱苦しくなく、いいさじ加減で現代にアプローチするプロダクションは最高ではないでしょうか。

あまり現行を追いかけないわたしですが、年末にいい音の出会いがあって非常にうれしいです。