Windy City – Let Me Ride

このアルバムは大阪に住んでいた頃に梅田で買ったと思う。
90’s R&Bを聴きながら、過去のソウルを聴きあさる序幕だった。
現在おそらくDisk Unionがある場所に過去Disk J.J.というレコ屋があり、そこは自分にとってはいいアルバムに出会えた場所だった。この下りは他の記事で永遠語ってるとか思うが（笑）

特に情報もなくこれを購入した。並行してBMDGを読んでいたのでそれに掲載されていたのもきっかけだったのかな。

シカゴのグループ。
アメリカではシカゴを相称Windy Cityと言われているらしい。
でも他の都市より風が強いってわけでなかったみたいだがその辺りはなぜなのか。

サムディーズがてがけたWin Or Loseというナンバーが激シブで粗削りなボーカルにナヨっとしたコーラスの対比が儚い気持ちにさせてくれる。

悲しげなメロディのタイトルトラックLet Me Rideも冬場に聴くとより体に染み入るメロウ・グルーヴだ。


甘さを求めるとグループものは他に山ほどあるが、フィリーソウルとはどこかしら違った悲しげなところを感ずるのはなぜなのか。都会的ではないローカル色、地域色があるシカゴソウル。こういうアルバムをきっかけにエリアでソウルを追いかけるのも面白そうだ。


このアルバム、最近なぜか人気が出てきておりオリジナル盤は高騰してきているようだ。