007/慰めの報酬
■Story
初めて愛した女・ヴェスパーを失ったジェームズ・ボンドは、ヴェスパーを操っていたミスター・ホワイトを尋問し、背後にいる組織の存在を知る。早速捜査のためにハイチへと跳び、知り合った美女カミーユを通じて、組織の幹部であるグリーンに接近。環境関連会社のCEOを務める男だが、裏ではボリビアの政府転覆と天然資源の支配を目論んでいるのだった。ボンドは復讐心を胸に秘めながら、グリーンの計画阻止に動くが……。
■Comment
年明けの目玉ですかね、007。前作カジノロワイヤルの続編になっています。
今作もダニエル・クレイグがボンド役なのですが、すっかり顔になったよう感じですね。ワイルドな表情と柔和な表情とのバランスが凄く人間くさいです。クールなアクションでありながら、滲み出るものがありますね。
しかしスーツがよく似合う。身長はあまり高くなさそうですが、均整のとれたボディ。それを被うスーツはトム・フォードらしいです。
トム・フォードはこの映画で50着!のスーツと240アイテムのファッションパーツを作成したとか。ボンドさんはおしゃれでないといけないのですね(笑)
確かにボディラインにピッタリあっていて、タイトで美しいです。ただスリムでなく、トラディショナルな雰囲気があって英国風なのです。
そういえばオバマ大統領のスーツはどこのんやろか。オーダーメイドだろうけど、オバマ大統領も着せられた感じでなく、スッキリとした身のこなしですよね。おそらくダニエル・クレイグやオバマ大統領のように引き締まった肉体でなければ、どのブランドであれスーツって似合わないですよね。
ファッションもさることながら、冒頭のアクションではボンドカーが暴れまくります。アストンマーチンDBSです。3400万円です(核爆)
ドアが外れたりボロボロになるのですが、なんと7台はぶっ壊したとか(汗)。板金して譲って欲しいです(笑)。
いやぁ、しかしボンドはこの車、似合ってますね~。英国の車はどこかしらエレガントですな。乗ってる車がイタ車でないところがミソ。
かっこばかり、話題にしましたが内容も良かったですよ。ぎりぎりのところでパラシュートを使用したシーンだけ、そんなうまいこといくかぁとツッコミましたが(笑)。