Ada Dyer / Mean To Be
Babyfaceファンは血眼になって探していると思うAda Dyer。
CDはまったく見かけたことがない。わてはたまたま女性ボーカルのアルバムを集めていた時が5年ほど前にあったので、CDでなくLPで購入した。
Babyfaceのナンバーを取り上げるまえに、このアルバムはAtlantic Starrの作品に大きくたずさわったJames Anthony Carmichaelがプロデュースしたことが見逃せない。
ただ私的にはAtlantic Starrで聴かせてくれた、ソフィスティケイトされたトラックはなく、唯一Babyface作品のみチェックすべきとなったのが寂しい。
“I Don’t Feel Like Crying”,”Lifetime Warranty”の2曲なのだが、前者はまだしも後者はDeeleのスクラップしたナンバーのようにチープな匂いで評価できない。前者はいかにものフェイス節でステキなのだが。
全編聴くと、そこまで取り上げることもないアルバムといった感じなのだが、ここはレアリティの成せる技、少しでも美しいメロディを求める方には思いとどめて欲しいアルバム。