Snoop Dogg/Ego Trippin’
普通に考えてSnoop+Teddy Riley+Charlie Wilsonのユニットで悪いはずもなく、今年前半でダントツのアルバムに仕上がったSnoopのEgo Trippin’。
- SD Is Out 3:49
- Gangsta Like Me 4:27
- Cool 4:02
- Can’t Say Goodbye 4:09
必殺トークボックスで普通に始まるSD Is Out。間髪いれずCharlieの雄たけび。Gap Band時代から継ぐ掛声とTeddyのトークボックスがシンクロ、それだけでも”究極のGUY”なのに、Snoopがそのテンションをたしなめるようにライム。最高だわ。
GUYの復活アルバムを思い出せるシンプルなGangsta Like Me。
Morris Day and The Timeのカバー”Cool”がまたすごい。Princeにも通じるミネアポリスサウンドで原曲よりヘビーにたたみかける。
ラストのCan’t Say GoodbyeはGUYの新曲といってもいいナンバー。
旋律の甘酸っぱさもしかり、Blackstreetで使いそうなストリングス、アーロン役というと叱られるかチャーリーの声が往年のニュージャックフリークの涙線を緩める。
もうTeddy Rileyのやりたい放題のSnoopの新譜。これだけでも満腹なのに、DJ Quik,Raphael SaadiqらもR&Bフレイバーなナンバーを提供。
ヤバいっす。