Babyface / Lovers
Babyfaceの記念すべき1stアルバム。Deeleの活動と平行してリリースされたようで。
このアルバムからは4曲、シングルカットされた。しかし”Lovers”はUS R&B Chartで42位と、決して出足が良かったわけでないようで。それよりも後にリリースしたDeeleのTwo Occassionsが4位と皮肉な結果になったが、Two Occasionsが素晴らしいナンバーなので理解はできる。
アルバムジャケットは何故に?と思わせる風船に囲まれる童顔氏。極めつけに丁度頭の後ろにはハート型の風船がチラリと覗くことができる(笑)。また衣装がファンキー(死語)で、クロコダイル柄のレザージャケット(しかもパープル)を羽織り、ニヤリと微笑んでいるのである。
このジャケット、個人的には「ドリーミー&ラブリー」で好きなのだが、後に暖炉前で渋いスーツ姿で座るジャケットに差し替えられることになる。
収録曲も私的には大好き。The Stylisticsの1.では早々卓越したボーカルパーフォンマンスを披露しており、甘いファルセット全開に聴かせてくれる。なぜにカバー?というのもあるかもしれないが、童顔氏が作り出すナンバーには70’sで味わえるスウィート感覚が多く、偉大なる先人への賛歌ともいえよう。2.は語りから入る非常にスウィートなナンバーで、こういう曲でチャート云々は酷かもしれない。このナンバーでもファルセットを駆使、歴代のナンバーの中でもベストとも思える表現力と個人的に思うのだが。
3.も唸らせるナンバー。邦題は「騎士道」だ。実直な純愛を語る正統派の童顔氏に相応しいタイトルでもあった。
クレジットには”Babyface”の名付け親である伝説のファンカー”Bootsy Collins”がアルバムコンセプトと明記されており、驚くが、おそらくこれは感謝の気持ちで名を出したに違いない。
アルバム発売は1986年だが、それから22年たっても年月からくる古さなど微塵もない。Babyfaceと名乗り出した昔、そして今も彼の音楽に対する姿勢は普遍であるということ証明するに相応しいアルバムだといえよう。
Lovers List
1. You Make Me Feel Brand New
2. Lovers
3. Chivalry
4. I Love You Babe
5. Mary Mack
6. Faithful
7. If We Try
8. Take Your Time
9. I Love You Babe (Reprise)
さすがhirooさん、言いたいこと全部言ってくれてる~(感動)。
2.の語りは実はわたしっていう噂もあるのよね。
あ、知ってた?
純愛といえば童顔氏、女性崇拝の童顔氏だけど、時になかなか
大胆だったりもするのよ~ん(照)。
ソロデビューから22年経っても変わることなくひたすらに音楽を追求し、それこそ「音楽さえ続けられれば良いんです」みたいな童顔氏だからこそ、わたしも一生ついていくというものよ。
なかなか記事にするってのか難しいですよね、なんでも。
評論家とは違う、自分の主観を出さないといけんし。
>大胆
歌詞を理解できればそのあたりも判明するのかな。さすがne4eさんです。
小室は逮捕されたけど、音楽一筋、恋愛一筋の童顔氏はまったく違う次元にいる方だと思います(笑)
成金趣味のような振る舞いは皆無だし。最近、地味なところも好感もてますよね?(笑)
あ、新曲聴きましたよ。ちょっと明るめになってきましたね?