Brutha


師走を実感しながら、気忙しい日々もあとわずか。この不景気の時代に忙しいというのは、ありがたいことなんでしょうか。
来週1日、仕事納めでしばらくの正月休みをゆっくり過ごしたいところです。ま、実家に戻ったりそれはそれでバタバタするんですけど(汗)

リリースしてすぐ買った”Brutha”をやっと聞き始めました。久しぶりのグループものメジャーリリース。グループものを大好物とするわたしには嬉しいリリースです。
Def Jamからです。やっぱり実績のあるレーベルだけに、なにかやってくれます。昨年の11月に訃報があったDef Jamの副社長”Shakir Stewart”の最後の仕事だったんでしょうか。クレジットに大きく取り上げられ、メンバーもこのアルバムを彼に捧げると記してます。La Faceでも敏腕A&Rだったようで、新人を発掘する能力はずば抜けたようですね。彼の死はレーベルにとっても大きな痛手だったでしょう。

さてBrutha、ビジュアル的にも実力的にも相当な5人組のようです。メンバーの中でGradyとAnthonyがなんと90’s初期に軽快なニュージャックをやっていたGrady Harrellの息子らしいです。やっぱり育った音楽環境も良かったんですかね。下積み時代も長かったようで、それは残された相当量の音源、ビデオクリップの数が物語っています。わたしもBrandyがフューチャーされていた”Comin’ Over”を聴いていました。またこのアルバムに挿入されている”She’s Gone”,”What If”もデビュー前から唱っていたようです。

ボーカルパーフォンマンスはスムースそのものですが、時にスリリングなスキットを交え、若いながらも相当なトレーニングと場数を踏んだライブをこなしているがわかります。
今時のR&B”I Can’t Hear The Music ft.Fabolous”は古めが好きな(笑)わたしも思わずステップを踏んでしまいます(笑)
クラシカルな曲調の”Set It Off”は往年のグループ全盛期を彷彿させるようなナンバーで最高です。

私的には、Jodeciのような荒くれたリード、そう泥臭い、いい意味でソウルなところがもっと欲しかったのですが、時代が望んでいないんでしょうかね。彼らならできるのに挿入されなかった、そこだけが残念です。セカンドではステキなカバーソングでもやって欲しいな。

Youtubeでは鳥肌もののカバーがアップされていました。

hiroo

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