Devante / The Foundation

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ソウルバーで年代を追ったベストアーティストの話になった時に、「90年代初期はJodeci外せないねぇ」といいおっさん達は騒いだ。マスターがちょうど90年代の雰囲気をかけてくれた。それがDevante。DevanteはそのJodeciのDeVante Swingと間違えやすいが別人で、2000年以降のアーティスト。
2007年当時、買い逃しいていた話題盤だった。もうCD Babyで販売されていないので、無理矢理忘れようとしていた。
でも実際にバーなんぞで聴くと、こりゃまたいいんだわ。打ち込みのスカスカ感がタマラン。それにウェットなボーカルが絡むもんだから、90年代ドップリなひとなら、即腰砕けだろう。

やっぱりじっくり聴いてしまうと、どうしてもオリジナル盤が欲しくなりそれから1ヶ月、流浪のように探した(笑)。新宿にはなかった。お茶の水にもなかった。そ、それが。。。地元に。。。あった!(笑)。灯台もと暗し。
わたしはソウルものに関しては出会い運が良く、長く探していれば必ず出会う機会が訪れることが多い。
Devanteの良さはひとことで言えばなんだろう。真摯なR&Bへの敬愛が行動となって聞き手に伝わってくるところか。曲間のRapや多重録音されるコーラス、そしてソングライティングまでひとりで行うその多才ぶり。半端じゃない。感情の高まりを抑えきれずファルセットで昇天してしまう姿はソウルファンを歓喜させる。

hiroo

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4件のフィードバック

  1. ご紹介されていたので、自分も引っ張り出して聴き直してみましたが
    やはり好盤で良いですね。1stも再発してくれると良いのですが。。。

  2. 1stもいいみたいですね。チンピラ風ジャケのやつでしょ?でもこれもプレス枚数が少なかったのかな。
    こういうひとって、金がない分、自力で製作するしかないから、より本人の実力を問われますね。Devanteは相当気合いいれて作ってるんじゃないかなぁ。

  3. 発売当時は熱狂的なソウルファンの間で絶賛されていたアルバムです。
    自分は確か、金がなくてインディ系にはまったく触手を伸ばしていない時だったかな(笑)
    実際にPCとかでなく、ちゃんとオーディオで聴くと、相当良かったんです。
    話は脱線しますが、最近安直にMp3とかで音源を聴くことが多いのですが、やっぱりちゃんとメディアのいい音で聞かないと、ほんとの良さが伝わってこないなぁと思いました。

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