Kay B / Look No Further
発売当時にスルーしていた”Kay B”を購入しました。1曲”Groove Thang”がキャッチーなアッパーだなぁと思ってはいましたが。
このナンバーはスルーしがちな(笑)現代R&Bの中でも若干90’s後期のグルーブ感を持ち供え、俺でもついていけるなぁと(笑)。
後で知りましたが、Ne-Yoブレイク以降、男性ボーカリストブームが訪れていましたが、その時に取り上げられていたUKのアジア系ライター”Stevie Hoang”がこのナンバーをプロデュースしてたんですね。
Stevie Hoangはこのアルバムでほとんどのナンバーを手がけていました。これから取り上げるナンバーはすべて彼の作品です。
アルバム冒頭にはLady Of Soul INTROというナンバーがあるのですが、これがまさに涙腺緩み系のメロで、流行のピアノのポロロンというバックにKay Bの激甘ボーカルが絡む、ナイスなナンバーです。短いけどはまります。
キャッチーなGroove Thangの後は、同じ路線のCheater’s Dilemmaが。Ne-Yoの1stなんぞが好きであれば一発でノックアウトです。
Babyface作品でありそなキーボードの音色を使うが、あくまでもボーカルは今を感じ出せるCall Cupidもこみ上げるコーラス部分にやられること必至。
Impress Youのボーカルアレンジメントがこれまた素晴らしい。一部中東チックな安っぽい流行ナンバーもありますが、そんなのは息抜きみたいなもの。いやはやこんな作品を聞き逃していたとは、我ながら情けないです。