The California Executives / Dancing And Romancing
しばらく前に再発となったCalifornia Executives。スウィートソウルファンなら必須盤でしょうか。
ローカル臭漂う、チープな打ち込み加減が余計にやるせなさを醸しだし、楽曲が完璧でないところに、ソウルを感じてしまいます。そのあたりは現在のインディグループなどと共通点がありますね。
原盤の発売時が87年ですので、その年を考えるとロマンシングサイドのスロウ群はオールドスタイル。グループでのいざこざがあったのか、他のボーカルがほぼ絡まないのが残念であるが、もしこれで女々しいファルセットがねっちょり絡みついたりしていると、もっと素晴らしいデキになっていたのでしょうね。ま、それは高望みというもの。これだけ熱いボーカルと緩めの楽曲を聴かせてくれれば、満足なのです。
再発歓迎盤の一枚でした。
これは以前から買おう、買おうと思いつつ未だに手に入れていないレコードの1枚です。10年ほど前のダンクラ系レコードバブル期には、このLPも結構な値段がついていましたが、現在はかなり手に入れやすい価格に落ち着いたので、そのうち購入しようと思っています、と言いつつまだ暫く購入しないでいる確率が高そうです(笑)
マイナーな存在ですよね。
この前DUの店頭ではまだ3000円オーバーだったと思います。原盤はやはりレアな部類なのかな。ちなみにわたしは3000円を超えると、相当買うのに勇気がいります(笑)。そんなくせに、1000円くらいのをまとめて4枚くらい買ってしまい、どれもイマイチだったりするわけで(笑)、お買い物って難しいですねぇ(爆)