The Malemen / Express Male All Night Service
The Malemenの1stアルバム。Malemenってどう意味なんでしょう。男の中の男!ってな感じ?(笑)。直訳すると夜通しオレは急いで駆けつけるよっていうことなんでしょうか(爆)。Male→Mailとかけているようです。
このアルバム、プロデュースがCameoのAnthony Lockettということで、時折シャープなファンクを聴かせてくれますが、全体的な印象としては多彩なソウルアルバムといった案配でボーカル色をメインにしている気がします。
ファンクではB-3 “Squeeze Play”とB-1 “Shakedown”がオススメ。カッコイイです。腰にズシンとくるものではありませんが、Shakedownはフロアで弾けることが可能かと(笑)。
そして彼らのウリはミディアムスロー。B-2 “Baby Doll”の心地よいトラックはラウンジタイムにさりげなくかかるとよし。ラストのB-4 “The Love We’ll Share”がこれまたナイスミッド。
84年ともなると、ファンクバンドも聡明期を過ぎ方向性を正す頃。彼らはそんな難しくなる時代を肩の力を抜き自立したナイスファンクバンドではなかろうか。
あぁ、これ当時新譜で出たとき買いましたよ。
あれ、これ84年でしたっけ?(と、棚から引っぱりだしてみる)。