EQ / EQ

EQ_1987

しばらく前にやまねさんに紹介してもらったEQ。
たまたま渋谷のレコファンに寄ったら、ご奉仕品に埋もれてましたので救ってきましたw

プロデュースにArif MardinとReggie Griffinが大半関わっています。
Reggie Griffin色ってのがあまり感じられないのですが、実際1987年作品ですからファンク一辺倒では売れない時代。ファンクもエレクトロ・ファンクでこのEQのキャラクターに合わせて若干ポップな味付けになっています。ソウルというには厳しいナンバーが数曲ありますね。

ブラコン的なスロウが逆にいい感じです。A-4 “Every Time I Close My Eyes”がなかなかの出来映え。うむ?どこかで聴いたことがあるタイトルと頭を駆け巡りましたがあのBabyfaceのナンバーではなかったです。Reggie GriffinといえばBabyfaceとManchildで同グループであったわけで、もしかしてライティングに?という繋がりはないようですね。
B-1″Stand Back (Take A Look)”がなんともテンダーな味わい。このあたりエグゼクティブプロデューサーにGregory Abbottを迎えてる嗜好が加わってのかもしれません。B-2″Is It Over?”がとても素敵なスロウ。EQというボーカリストは甘い声でナィーブ、その優しさが憂いのある旋律に合うのかもしれません。

このEQ、アルバムは1枚のみ、シングルもカットされた3枚のみで活動は終了したようです。1987年・・・R&Bでは端境期の難しい時代であったわけで、そういった狭間で埋もれてしまった感があり、この後がないのは残念ですね。

hiroo

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6件のフィードバック

  1. 救助、ありがとうございました。かなり安かったんじゃないでしょうかね(笑)。
    このアルバムでは“Every Time I Close My Eyes”が私は一番好きですね。
    力強い唄声のシンガーではありませんから、案外今のシーンの方にマッチしたりして。

  2. やまねさん
    おつかれさまです。本年もよろしくお願いします。
    はい、安かったですよ(笑
    ユニオンでも1986~1988年くらいのブラコンは捨て値ですね。
    意外とその頃の音が好きだったりしますので、こちらとしては助かってます(笑

    Every time~
    そうですね~わかります。なかなかの胸キュンナンバーですよね~(笑
    今の時代、ディープソウルはウケないので、おっしゃるとおりEQが今いればそこそこ・・・と思わせますね。

  3. いいですねえ。ちょっとマイケル・ジャクソンっぽい声だったりしますね。
    Every Time~はAmy Keysのヴァージョンで知ってました。カバーだったのかあ。
    名曲ですよね。

  4. たしかにマイケルの声に似ていますね。軽快なナンバーや甘い旋律のナンバーにマッチしますね。
    Amy Keys、そうそうカバーですね〜 俺もオリジナルかと思っていました。あのアルバムも名盤ですね。

  5. 本名は「Efrain Quiñones」というんですね。やっと分かった。
    まだどうやら唄ってはいるみたい。
    http://www.thefirehousecircus.com/ofcfnyc/?p=502
    プエルトリコ出身だそうです。
    あの声でおっさんになるとどういう唄声に変化するんでしょうかね?
    聴いてみたいです。

  6. 活動してるんですね~驚きです。
    プエルトリカンなんですね。見た目はわからんです。
    こういう声はほんとどうなんでるんでしょ。あんま変わらんのかな小田和正みたいにw
    Ralph Tresvantも変わらんしね。声量が続くかどうかなんでしょうね。

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