Kenny Lattimore / Anatomy Of A Love Song
For Youで誰をも虜にしたKenny Lattimore、久々の新作です。そういえばChante Mooreとのアルバムは1枚も買っていません。Ashford & Simpsonくらいサバサバ感のあるノリならOKなのですが、どうにもベタ過ぎな夫婦幸せアルバム的な印象でしたんでw ところで離婚して本来のソロアーティストとして磨きがかかったようで、ああ良かったって無責任なことは申しませんw 本人も心の整理が必要であったのだしね。
本当にやりたいことを、そしてビジネスとして発売するというタイミングを狙ってのリリースのようです。
このアルバム、Jill Scott、MusiqのプロデューサーであるJR Hutsonや最近ですとJohnny Gillの仕事もしたVidal Davisを起用したように、クラッシックな様式美を求めていたに違いありません。同じ立ち位置であるEric Benet~Joe、またJohnny Gillといったアーティストのクラッシック回帰は本人にとっても追い風であったわけで。
限定的なリリースとなったBack 2 Coolから仕切り直しのこのAnatomy Of A Love Songの冒頭はLove Me Back。Back 2 Coolの追加ナンバーです。これが最高なんです。印象的なピアノのフレーズ、迫りくるようなシンセ、繊細なテナーと組み合わさり、最高のR&Bナンバーの登場です。これ何度もリピートしたくなる麻薬的ナンバーです。
どうもこの人はWeekendのイメージしかないんですが、
バラードもなかなかいけるんですねえ。
JillやMusiqは大好きなので気になります。
どちらかというとバラッドのイメージですね。Weekendはたまたま時流に合わせたんではないでしょうか。
サウンド良かったですよ、他のナンバーも。今までのソロ作で一番好きになりました(前のは処分したけどw