Cool Million – Back For More

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Cool Millionの2010年作、Back For More。
このブログを振り返ってみると発売された感動のみ記事にしていたようで、なんだかテンション上がってたんやなぁと。
最新アルバムでも記述したが、往年のボーカリストをただ集めるだけでなく、その選出のバランスが絶妙なのである。決して衰えていない喉を保つアーティスト、聞き慣れたフレーズやビート、そこには相当なこだわりがあるように思える。

最新のCool Millionと同格の内容を誇るのがこのアルバム。Eugine Wilde兄弟になぜかフォーカスが当たっている。Eugene Wilde,AUDIO,Dee Dee Wilde,Al Broomfieldといった家族愛を逆に演出するかのような。
サウンドは80’sでも82年くらいのニューヨークを思い起こされる。

Broomfield兄弟以外ではMe’lisa Morganを冒頭のナンバーに持ってくるあたり、掴みはこれでなきゃという意図が見受けられるな。

Cool Millionのこんなマイナーなアルバムでさえ、もう5年前のもの。昨今の80’sブームの先駆者といっても過言ではない。

hiroo

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2件のフィードバック

  1. 正直新作の中に入っていても違和感ないほど同路線ですが、これがいいんですよね。Meli’sa起用が嬉しかったなあ。

  2. アルバムごとにピックアップするアーティストが華やかになっていますね。このアルバムでさえもMeli’saやBroomfield兄弟という迎え方にビックリなんですが。
    Cool Millionはファンクというよりダンクラに近いので、聞きやすいですね。

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