Keith Sweat / Dress To Impress

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あまりにも素晴らしいアルバムなので、画像も500ピクセルですw
これこそリアルR&B、まさに現代R&Bの金字塔的なアルバムといっていいほどの内容。しかもKeith Sweatが歌うから、そしてゲスト陣との融和もKeithだけしかできない化学反応、めくるめくロマンティックなナンバー揃いで圧巻です。
1曲ずつ語りたいところですが、もう発売当時から熱心なソウルファンから絶賛の声ばかりで詳しい内容についても語られてるので割愛しますw
もう買ってください、聴いてください、飾ってくださいw それしか言えません。

Keith Sweat、2ndのI’ll Give All My Love to Youのアルバムジャケにある右手を顔にあてる同じポーズをわざとしてるあたり、自らのオマージュを狙っているとも囁かれてます。もちろんその90年頃にある雰囲気も醸し出してますが、それよりもクラッシックな楽曲やフレーズがあったりします。
そして得意のゲスト陣、Kut Kloseを自由に歌わせて、貫禄をも見せていたナンバーが過去ありましたが、今回はTakiya Masonという女性を迎えたJust The 2 Of Usというナンバーが。これが本当にいい。
Keith Sweatにはこういうハイトーンで伸びやかな声の女性が合うんだな。
復活したSilkもTonightで参加。コーラスで迎えてますが、ファンとしてはLil Gにもっとガンガン攻めて欲しかったいうのが本音。欲張りでありますなw
Back And Forthでは現代屈指のロジャーフォロワーであるByron Chambersがトークボックスを。なんともいえませんこの世界。そしてKeith自身も最近駆使しているファルセットもありで、超スウィートな出来栄えです。このナンバーで6曲め。そして若干アッパーなナンバーを挟み、後半スタート。それがDru Hillがゲスト。これが濃いんだわ。O’JaysのLet Me Make Love To Youを彷彿させます。
まさにクラッシックですが、その雰囲気に近い70’s的なFeels Goodも最高。ここで10曲目。
普通のアルバム単位ならここで終了であってもおかしくありません。それがそれがここから怒涛のラスト6曲が始まります。バスドラやネッチョリなスラップが響くCan’t Let You Goなんて、どういう感覚で制作できるんでしょうか。ほんとラブR&BなんですねKeithは。ピアノとメトロノーム的なリズム、そしてストリングスのバックで歌い上げるSayなんぞ反則でしょう。
ネッチョリコーラスも忘れてません。Get It Inは90年初期のKeithらしいナンバー。
そしてラストはGerald LevertとのLet’s Go To Bet。熱過ぎです。このナンバーにJohnny GillまでいたらおかしくなるのでLSGで没になったんでしょうw

いやぁ、あまり書かないつもりだったんですが、どうにも止まらず記事にしてしまいましたw
こういう本格的なR&Bはもっと騒がれて然るべきですが。
しかしKeith Sweat、もはやRonald IsleyやCharlie Wilsonという独自の世界を持ったレジェンド達と肩を並べるアーティストではないでしょうか。

hiroo

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2件のフィードバック

  1. いいですよねぇ、やはり。
    ”Ridin’ Solo”だったかで、ちょっとEDMっぽいことやってたときは、
    汗兄貴、アナタもか…と心配しましたが。(^^;)
    もうちょっと売れてくれると、さらにうれしいのですが。

  2. Ridin’ Soloはやっつけ的なアルバムに感じますね。
    それに比べたら、今回はかなり練れ、アルバムのトータルコンセプトがあるアルバムに仕上がってると思います。
    最近のアルバムを振り返ってみますと、JoeならSignature、Eric BenetならLost in Timeと、ちゃんとソウルしてるアルバムがやはり語り継がれるのかなと。そしてこのKeithですね。

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