Jeff Redd – Down Low (Original)

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Jeff Reddのお蔵入り2nd、Down Low。P-VINEよりまさかの再発は、世のR&Bファンを驚かせてくれましたね。おさむさんがBOOK OFFでこの原盤を探しあてた夢を見たという酒の席での笑談が懐かしいですw
わたくしめも勿論原盤を追い求めていたひとり。その昔はJeff Redd自らCDbabyにてCD-Rをリリースしたのにも食いついたものでした。よくよく考えれば、既にその時点で自らのレーベルに版権を買い戻していたのかなと。それから数年経ち体裁よく原盤に忠実に日本主導で再発まで漕ぎ着けたことに、コアなR&Bファンが多い日本だからこそ成せた技ですね。しっかりJAMさんの解説も熟読させていただきました。
JAMさんの解説ではこのお蔵入り盤は本当に店頭に並んだのは日本でも50枚くらいのこと。そりゃBOOK OFFなんぞでは一生かかっても見つからんぞいw
A Few Good Menのお蔵入り盤は2回BOOK OFFで出くわし救出したが、実際に当時タワーレコードで売っていたので、お蔵入りというか回収盤といった按排なのかな。それと比べれば相当貴重なものであったのだろう。

さて引っ張り過ぎたが、P-VINEでの再発のおかげでやっと原盤がお安く市場に出回ることになり、こづかいの少ないわたくしめもゲットできたのでした。Disk Unionで20,000円ほどで売っていたときゃ、ああそこまで出しても、内容たいしたことないよイラネっと自ら歪曲した断念方法で、本当に欲しいにも関わらず買えなかった自分が懐かしいですw
Discogsで相場を見ても、現在ERG ‎– 7243 8 27985 2 4 の最低価格は4,933円。わたしはそれ以下で購入できました。しかし、昔の相場の約1/4くらいまでに落ち込んでいます。
不思議なのはCDというのは再発されるとこのように原盤価格が急激に値落ちすること。レコードはここまで落ちません。これはデジタル音源の悲しいサガなんでしょうかね。

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ジャケット、音源を再発と聴き、見比べてみました。ジャケットの写真ですが、再発盤よりJeff Reddがもたれかかる壁がハッキリとしています。再発では少しリタッチしたのかな。CDの盤表面には挿入されているナンバーが原盤には印字されています。印字というか銀盤なのでナンバーのみ銀に抜かれている感じ。それと勿論P-VINEのレーベルマークはついていません。EMIのレーベルERGマークがつきます。音は再発と原盤は音圧とも同じのようですので再発がリマスターしたわけでないようです。また再発はボートラが1曲挿入されていますので、完全なコピー盤というわけではありません。

なんだかんだといっても、音源は変わらず。だからなぜ今更原盤?というわけですがオリジナル盤という世界でも僅かなレア度、そしてそれが自分自身が好きな音が詰まっているという両面です。
さてまたYou Called & Told MeとDreamerを聴くことにするかな。

https://youtu.be/_fDfkraMXwk

hiroo

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2件のフィードバック

  1. 超レア盤ということでよく紹介されていましたが、聞けるところもなくてとても気にはなっていました。お陰様でようやく聞く事が出来ました。いわゆるニュー・ジャックの類なんでしょうね。なんとなくジャム&ルイスな曲もあったりで楽しめますね。なんであんなに流通しなかったのかなあ?

  2. 回収盤ということですが、基本店頭にはほとんど並ばなかったんでしょうね〜。レイトNew Jack の時代で、これからの90年代の幕開け的な内容、そして幾分の80年代テイストも含むとなれば、欲するひとも多くなる筈。そこでただのお蔵入り盤より、高騰したんですかね。

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