Home Boy And The C.O.L. / Out Break
わたしの教本でもあるU.S.ブラック・ディスク・ガイドの究極のLPコレクションに掲載されていたSTONE FREEというアルバムをリリースしていたCECIL LYDE。リシュー盤もリリースされ「究極」も身近になっていましたが、原盤は○万円することでしょう。そのCECIL LYDEがソロ後、グループ名義HOME BOY & THE C.O.L.で2枚のアルバムをリリース、その2枚目がこれ。
このあたりの緩いシンセファンクを重きに活躍しているTUXEDOがお好きな方には、ぴったりの内容です。
TUXEDOは洗練されたファンクではなく、バンドとしての手作り感があり、たまに音程もズレてるのではと思わせるバンドならではの臨場感をみせてくれますが、まさにこのHOME BOY & THE C.O.L.もそれでした。
けだるい感じで踊れるというか、こういうファンクこそ酒を飲みながら聴きフロアをふらつきたいと思わせます。
ノットオンLPで1曲、ボートラにA Love Connectionというナンバーがあるのですが、ファルセット全開のニューヨークスタイルのミッドダンサーで最高でした。
たまたま寄ったユニオンの棚に税別93円で埋もれていたので、迷わずゲット。ブックオフでも280円からなのですから、ほぼ捨て値。再発をてがけたBOOGIE TIMES好きであるわたくしめもプロパー価格では買わなかったのですから、やはりこのジャンルを即買いするファンが少ないのだなと。本物のディガーには申し訳ないですが、お安くレア音源を聴けるといういい時代になったもんです。
ゆるい感じがたまりませんね。たしかにフロアでゆらゆらするのにいいかもしれません。しかし、お安いですね。(笑)
貼ったyoutubeの音は、このCDのボートラで本アルバム以降のものなんです。アルバムはもっとユルいですよ〜(´∀`)
シールドで100円ですから、捨て値ですね。