Smoke City / I Really Want You
95年にMotownからMichael LovesmithのプロデュースでMind, Heart & Soulがリリースされた。その時、ソウルファンで少々話題になった”Smoke City”。Mind, Heart & SoulはBerry GordyのプッシュによりTempsムードを加味させた実力派ボーカルグループであった。そのグループのテナーパート役でメンバーだったのがDaveon Overtonで元Smoke Cityであった。
このSmoke City、Starrなる女性とDaveonとの二人組のユニットだったようだ。
まずはA-1″Dreams”。Daveonの震えるようなビブラートが青々しく、情感たっぷりのStarrとの掛け合いは素晴らしいバラッドである。息もぴったりで、今やこんなデュエットが歌えるふたりなんていないのでは。
楽曲でウリは少ないようだが、A-3″Life Of The Party”は普通にダンサーものとして楽しめる。B-1″In The World Of Fantasy”が超スウィート。ファルセットでの表現力はMind, Heart & Soulでは聞けなかった部分だ。
嬉しいクレジットを見つけた。全曲”Michael Sterling“がベースを受け持っていたようだ。