Michael Wycoff – Come To My World
悩める男の横顔・・・まさに今の自分を映し出しているようなジャケットだ(笑)
今回はMichael Wycoff (マイケル・ワイコフ)の80年リリースの1stアルバム”Come To My World”
R&B好きの皆さんならご存知のとおりマイケル・ワイコフはZhanéのHey Mr. D.J.の元ネタ”Looking Up To You”で有名ですよね。とお決まりの紹介
1980年のこの作品から3枚のアルバムをリリース、しかし麻薬とアルコールに溺れ(ミュージシャンにありがち)家族が離れホームレスになったという。その後立ち直り教会で音楽指導していたというから信仰者になったのかな。
2ndアルバムLove Conquers Allがやはりソウルミュージック好きにはマスト盤かと思うが、このファーストも洗練され過ぎない70年代の深みのある楽曲を残していて聴き逃したくないアルバムだ。
“One Alone” というナンバーがA面にあり、これが女性シンガーのMerry Claytonというデュエット、熱い掛け合いに引き込まれる。B面には”Just As Long”というまた凄いナンバーがあってまたもやMerry Claytonが出番、楽曲にはホーンセクションやソロギターのジャジーなソロが格別。
Michael WycoffはStevie Wonderの名作「Songs In The Key Of Life」にボーカルで参加していたことで有名で、彼の3作もボーカリストしての実力は勿論堪能できる。
そして1stアルバムから豊潤なアレンジメントのセンス、作曲家としてのスキルに魅せられた。その後の2ndと3rdの名作を生みだした序章ともいえる。
全然知りませんでしたが、懐かしい感じですね。そうそう、ジャネイの元ネタの人という認識しかありませんでした。Ashford & Simpsonみたいな感じ?色々出してるんですねえ。
3枚のアルバムがありどれもいいですね。
日本ではあまり人気なさそうです。やっぱりアッパーでヒットシングルがないのは残念かな。