Emotions – Rejoice

なぜかEmotionsが大好きなのである。なぜか・・・っていう冒頭の言葉には何の意味はありませんが

ちょっとポップなイメージな3人組。でも悲しげなメロディやシンミリくるボーカルにやられることがなぜか多い。自分を悲哀な空間に追い込みたい・・・不思議なテンションな時や会いたい人と会えない時に聞くとじわんわりくるのだよ、Emotionsってのは 不思議なんだ、ブラックミュージックでこういう印象を持つのは

2枚のアルバムを愛聴している その1枚”Rejoice”

これはダンクラ・イベントに通った時にはまったナンバーが2曲入ってる。まずは”Best Of My Love”

ゆるゆるしたビートがEarth, Wind & FireのMaurice WhiteとAl McKayが作ったとは信じ難いがイントロからくるホーンセクションの快活さ、印象的なリフ、そしてソウルフルなサビは何度聴いてもやられてしまう。作者も彼女達が演じれば皆がハッピーになれるのではと思ったに違いない。ちなみにUS ビルボードHOT 100で 5週連続で首位であったグレイトな結果をも残した。


そしてタイトルナンバーであるがもうこれはカバーした213(Nate Dogg, Snoop Dogg, Warren G.)のクラッシック・ヒップホップナンバーを思い起こすのは必須でしょう。この大胆なネタづかいはさすがスヌープだし、永遠の「いい声」ネイトの声にはやっぱり曲を落ち着かせてくれる。こんなナンバーを聴くと自ずとSnoop Dogg – Ain’t No Funを後に聴きたくなるね。

ゴスペルなのかという盛り上げ方も垣間見るコーラスは凄いし、うねるようなワウギターと自由奔放なベースライン、フェニックス・ホーンズの構成はもうこの時代にしか生まれない本当にグレイトな楽曲だ。女性版EW&Fという表現に納得なナンバーで大好きだ。

本当に凄いアルバムだがレコードブームの今でも500円くらいで売っている。一家に一枚(笑)と言っても過言ではない。

hiroo

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2件のフィードバック

  1. Best of My Loveはそんなにはまらなかったのでこのアルバムスルーしてたんですが、Rejoiceが気に入って
    再発LPで買いました。自分はBoogie Wonderlandで洋楽入った世代なので、そこでのEmotionsが一番好きだったりします。
    ここで213が出てくるとはちょっとビックリ。Nate Doggついこないだ聞いてました。
    もう1枚のアルバムはやっぱりあれですかね?楽しみにしています。

    • 213は反則でしたよね まぁヒップホップは大ネタありきでありますから、いつの時代もまずはインパクトさえあれば楽しめると思いますが 久しぶりにこのアルバムを聴きましたがEW&Fのサウンドが心地良すぎてたまりません。アースをバカにするソウルファンがいますが、おかしいですよ。最高のバンドで当時のファンクバンドは皆といっていい程アースを模倣して始めた輩が多かったのですから。Nate Doggは客演王でありますが、それからこんな人現れてませんよね?
      もう1枚はそう、あのアルバムですがあれもこれより古臭くて味があるんですが、一般的には人気ないですね汗
      また次回に

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