Enchantment / Utopia
世の中GWですが皆様いかがお過ごしでしょうか。飛び石ではありますが、わたしめもゆっくりさせていただいております。が、10連休ってある方々は凄いなと思うのですが、俺なら会社にもう行きたくなくなるだとうなと思ってします。いや行かないだろうw 永遠GWにしたくなるやろね。
きょうはコーラスグループの中で最も好きなEnchantmentを。6枚目ラストアルバムの83年作だ。
このアルバムには思入れがあって、Sweet Soulを聞き出した時にGloriaを内包するアルバムを買ったのを同時に、モダンソウル名高いこのラストアルバムをバーのマスターに勧められてCDを購入したな。
しかし購入してわかったのだが、CD(最近の再発盤ではない)は全ナンバーを網羅していなく、歯抜けな編集なので新たにLPを購入した。
原盤でなく公式リシュー盤だったが、いいのか悪いのかシールドだった。
ここで脱線、シールドについてコメント。
中古盤のシールドはもちろんミント・コンディションなのだが稀にデメリットがあります。新品なのにデメリット?と不思議でしょう? 実はシュリンクが経年で縮み、その影響でジャケット全体に力が加わり盤にソリが発生することもあるというもの。保管方法にもよるのでしょうけど。
一応このアルバムは大丈夫でした。
Michael Stokesプロデュース。Enchantment の育ての親であり、奥方がいるMagic LadyやLTD、OzoneにActive Forceと優れた仕事っぷりには枚挙にいとまがない。82年頃、この時代は更にストークスが繰り出すダンサンプルなナンバーにミラクルな磨きがかかっている。
A面冒頭”Give It Up”はファンク名曲と呼ばれているのも頷ける。テリーさんのイベントでも定番だ。ストークスが繰り出すサウンドは勿論のこと、グループとしてボーカルワークのポテンシャルをまざまざと思い知ることができる。言っておこう、俺はこの曲が流れると狂ったように踊ることができるw
A面ではスロウナンバー”Love Struck”をしみじみ感じながら聴いてほしい。これこそEnchantmentだと言わしめるスウィートナンバー。B面ではナイスミッドの”Somebody’s Loving You”、曲名どおり夢心地にさせてくれる”I’m Dreaming”と素晴らしいナンバーがあり、ここまで充実したアルバムを作りながら終焉と思うと残念でならないのである。彼らが新天地プレリュードで未発の7作目を85年には製作していたというのは有名な話ではあるが,、日の目を見ることが出来る日があるのだろうか。死ぬまで待つよ俺。
このジャケット、この前までGrace Jonesと勘違いしていましたよ。
そんなによかったんですね。じっくり聞いてみたいと思いました。
Grace Jones…そうなんです。この無機質なロボット顔はいただけませんw
ジャケットで損しています。メンバーをズラッと並べたジャケットにしてほしかった。
このアルバムは名盤で有名です。CDで再発されていますが、原盤のプライスは維持されており2500~3000円がDUでの価格です。