Jay Diggs – 新しい80’s レトロ・ファンクの使者

昨年末からTwiiterにてブラックミュージック好きの方々で話題になっていたJay Diggs

その前からSpotifyの連携で好事家達には存在が知れ渡っていたが、”Jams”という初アルバムのリリースが11月にあってから本格的に80’sファンク・リスナーに周知されたようです。私もほぼノーマークだった・・・というのが少しビデオクリップを見ていたら宅録で趣味の延長でやっているのかと感じ、しっかりサウンドをチェックしてなかったのが本音


2021年11月に初のアルバム”Jams”をリリース

ところがJay Diggsのニューアルバム”Jams”・・・凄いんです。グルーヴがミッド80’sのファンクそのもの。Kashifや初期Jam&Lewisそのもの。Kashifの83年作”Stone Love”のリフそのものだったり、はたまたJam&LewisがかかわったSOS Bandの贅沢なシンセ、浮遊するような音空間を模倣したり、ベースラインがKeni Burkeかと思わせたり・・・いちいち引っかかるフレーズや多く終始ニヤリとさせられるのです。狙ってるんでしょうね〜80’sのそのあたりが好きなリスナーの琴線をくすぐることを。いや、単に自分がやりたいことをそのままやってしまったというか。ご本人のコメントもニッチ路線を狙ったとあります。なるほど

80’sのファンクをベースに活動していたと思い出すのがDonny BenetやフランスのMagooがいるが、今聴いて感じているのは先人へのリスペクトとメロウな仕立てが彼らを超えているのではないかということだ。これは自分にとっては凄いやつが現れたと


Jay Diggsの経歴は・・・

まだまだJay Diggsの情報は少なく、どんな経歴なのかは計り知れないのですがVoyageLAによると本名Justin Diggs、幼少期はヒップホップにのめり込み父親のスタジオでトラック作りを(金持ちのボンボンか?笑)、12歳の頃ピアノを習い始めてからR&B・Soulの世界にシフトしたらしいです。その後、合唱団に入り音楽スキルを高め大学進学後は地元のアーティストに楽曲を提供したとか。しかしその後、何にお金が必要だったのかわかりかねますが日雇いをしながら生活をしていき音楽と離れた時期もあったようで。

容姿はというとちょい度のキツめの眼鏡をかけていて、特にスタイリッシュな姿ではないので笑、逆に好感を持てました。ほんとに80’sとアーリー90’sが好きで自宅で篭りながらコツコツと音楽を製作したという雰囲気を醸し出しています。

このアルバム”Jams”、今のところフィジカル盤はCDとレコード、そしてカセットテープがありとのこと!レコードは欲しいですね。

ネットでの情報ではCDはCD-Rだったとうことで少し残念ですが、是非プレス盤で再発売していただき、なんならP-VINEあたりから日本盤で発売して欲しいですね。

レコードを入手しましたらまた記事にしたいですが、あまりにも好きなナンバーが多いので先にYouTubeを沢山はっておきます(笑)

hiroo

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5件のフィードバック

  1. SelfishのSOSっぽさにはやられます♪見た目よりずっと爽やか系ですね。ネットだとベースラインが良く聞こえないのでアナログやCDで聞いてみたいっす。

    • すべてが模倣というわけでなく、彼なりに消化、うまくオリジナルに仕上げてますね
      相当なセンスの持ち主だと思いました!
      アナログ盤あるようですがまだ発売されていないようです

  2. 本年もよろしくお願いいたします。ホント、全然知らん人でしたが、DEさんの言われるように、たしかに、SOSっぽい音ですね。

    • こちらこそよろしくお願いします
      SOS bandもそうなんですがジャム&ルイス全般とプリンスもお好きなようです
      83〜87年の音を忠実に再現してますね
      マルチプレイヤーで何でも楽器はこなすようでなかなかの才能です

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