Jennifer Holliday – I’m On Your Side (1991)
ジェニフェー・ハドソンとビヨンセのドリームガールズはご覧になりましたでしょうか。ふたりとも圧倒される歌唱力でモノが違うなって痺れましたですね。
その映画版のオリジナル、ブロードウェイ・ミュージカル、ドリームガールズのエフィ役はジェニファー・ホリデイでした。同じジェニファーでなんか繋がりあんのかなって。”And I Am Telling You I’m Not Going”でふたりが共演したステージも圧巻でした。
彼女のソロ4作目” I’m On Your Side”はところどころ歌い過ぎな一面をうまく抑えながらそれでも半端ない素養が伝わるフレーズに惹かれるブラコン傑作。教会で培ったゴスペルの下地ができあがったシンガーって、歌いまくれるのでそれをうまくいなしてくれるプロデュースが必要なのでしょう。
Barry J.Eastmond、Michael J.Powell そしてAshford & Simpsonらがプロデュース。本来ならもっとシャウトしグイグイ畳み掛けるようなナンバーが彼女に合うのでしょうけど、そこを流石のブラコン重鎮達が巧みにいなしてくれる極上ナンバーに酔えます。
タイトル曲は、Angela Bofillのカバーで、ちょっと意外な感じでしたよね。
歌い過ぎくらいなのも好きなので(笑)、Maurice Whiteがプロデュースした1stも好きでした。2ndは、Michaelプロデュースの曲もありましたね。
女性ボーカリストてのはなぜか歌がうま過ぎると、曲に制限があるというかうまくいえないけど一般ウケしないような気がするんです。
このアルバムはやはり楽曲が好きですね。