Kenny Lattimore – Weekend
いつのまにやらあと半月で今年も終わり。早かったですね~
いろいろありましたが、振り返るのは来年にします。最近、ストレスでお酒の量が増え気味(-_-;)
甲類焼酎は身体に悪いっていう話をよく聴くのですが本当ですか?(笑)
Kenny Lattimore - 順調な新作リリース
さてKenny Lattimoreの新譜”Here To Say”が発表されましたね。俺の大好きなアルバムAnatomy Of A Love Songから順調にキャリアを積んでいると思います。厳密にいえば2012年に彼自身のレーベル、Sincere Soul Recordsを設立した時からです。このアルバム以前の実績もありますが自分の方向性というか誰もマネのできないR&Bの美学を見出したのかなと。抽象的ですがAnatomy Of A Love SongのLove Me Backの雰囲気はクラシカルなのに独創的。そんな70年代のようであり現代しか生まれないというナンバーが前作Vulnerableにもあり、自分のスタイルを完璧に捉えたと思います。新譜はまだ到着していなのでわかりませんが(着いたらレヴューします)ブレてないような感じです。
3rd アルバムでの飛躍
今日は過去作品Weekend。日本盤もありけっこう売れた?印象のあるアルバムです。
2001年のWeekendは3rdアルバムで2ndの内省的なラティモアらしいソウルアルバムから一転、アリスタというメジャーからで非常にモダンに切り替えたものでした。これはある意味、方向性がまったく違うAnatomy Of A Love Song前の打ち上げ花火的なアルバムでした。Koffee BrownのAfter PartyやNextのToo Close等のKay Gee作品に肩を並べるスムース・ダンサー”Weekend”を初めて聴いたときにはKenny Lattimoreがここまで変わるのか!と。
このナンバー自身は好きでしたが他のTroy Taylor作品は俺にはモダン過ぎて食いつことができなかったイメージがありました。Troy Taylorが駄目でいうわけでないのだけど、安心して聴ける少し過去のテイストは欲しいので。その中でも3曲目のRaphael Saadiq作Come To Meと8曲目のBabyface作Right Down To Itは従来のKenny Lattimoreが好きであればしっくりくるナンバーでありました。90’sR&B正統派バイブです。
ところどころ、さすが!というナンバーがあるのですがやはり他人に制作を委ね過ぎたのか今とは違い統一感がないような気がします。しかし、シングルヒットのWeekendや安定のBabyfaceやDaryl Simmonsがらみのナンバーがあるだけで聴き逃し厳禁であることには間違いありません。