Luther / Luther Vandross
12月ももう半ばですね。週の大半はビジネスで頭がいっぱいですが(発想、成績も乏しいですがw)、やはり息抜きには音楽。R&B/SOULはわたしには良薬です。さらに酒なんぞをプラスしてしまうと、あら不思議、きょうあった嫌ごともすっかり忘れ去り、いつのまにか夢見心地・・・まれにターンテーブルを回したまま眠ってしまうこともございますw
きょうはLuther。ソウルファンならマスト盤でしょうか。
1976年、Luther VandrossのCotillionレーベルからのデビュー盤ですね。といってもLutherという自身のグループ名義になっておりますが。
このアルバム、Cotillionから版権を自身で買い取ったという経緯があり、ルーサーが亡くなった今、それがどうなっているのかわからないまま永遠CD化されていません。それは名盤といわれる2nd作This Close To Youもしかりです。
昔、ソウルバーでよく聴かせてもらったのがA面のThe 2nd Time Aroundでした。本当に心が洗われるようなバラッドです。ホーンやストリングスのゴージャスな起用といい、ルーサーの優しくゆったり歌い上げる姿、もう完璧です。このナンバーは88年、Any Loveにて焼き直しされますが、驚くことにほとんど同じメンツが揃っているところで、彼のブレーンを大切にする人間性をも垣間見ます。
クレジットには後のソロ作で必ず一緒に製作となるNat Adderley,Jr.の名があります。アレンジャーにはモータウンのPaul Riserを迎えており、激渋内容の楽曲になっております。
自身の名前をグループ名にする程、パーソナリティの強い内容で、あとのメンバーはコーラス中心といったところです。
まだ下積み時代といったところなんでしょうけど、このグレード感は既にメジャー級に間違いありません。
http://youtu.be/0kmJKa6DwVc
持ってないけどなぜか聞き覚えあり。
おそらく88年のAny Loveでのナンバーをお聞きになってるかと思われます。
聴き比べると、若干こちらの楽曲が古い感じです。またそれが最高なんですけどね。