Mamas Gun – Cure the Jones
こちらブログも久しぶりです。もう梅雨が明けて初夏ですね。朝からしっかり給水しないと体がもちません。雨が大嫌いな私にとって梅雨明けは嬉しいのですが反面これだけ猛暑が続くと少しは雨が欲しいなって思うのは勝手ですね。できれば深夜寝てる間にザーっと降ってもらって出かける時には止んで欲しいな。
音楽は山下達郎の新曲ばかりリピートしています。Love’s On Fire、なんだか癖になるシンセサウンドでないですか。心地よいというかリズミカルで。ビデオクリップの男性、少しばかり自分と被ってるのでは?笑 あそこまで若くないけど。ウィングチップシューズにワインのソックス、裾はダブルカフスのパンツといい着こなしは満点です。
今日はブログの趣旨に戻って今年一番に好きなSoul / R&B新譜の話題です。
Mamas Gunとの出会い
過去ホームページを通じてお友達になったDEさんから紹介いただいたMamas Gun。彼らをまったく知らなかったのですが本当に素敵なバンドを教えてくださってありがとうございます。そのアルバムは前作、Golden Daysでした。
スライのようなディープファンク、マーヴィンのようなメロウソウルといい古いソウルを現代に落とし込めた気概、そして一番気にいったのは哀愁感と幸福感が同時に味わえるメロウグルーブ”You Make My Life A Better Place”でした。これはもう100回以上は聴いてます。
デビューが早い
ロンドン出身の彼らは2008年にシングルデビューし、その後1stアルバムからポップなHouse On A Hillがヒットしたらしいのです。アルバム中には今に繋がるソウルフルなナンバーPots Of Goldがあります。この路線が幹となり今は枝から花が咲いたような進化っぷりではないでしょうか。メンバー交代も一部ありGolden Daysからヴィンテージソウル路線に突き進み、ニューアルバムで開花です。
Silk Sonicを超えた先代ソウル・ミュージックへの憧憬
過去記事にもありますがシングルGood Loveが配信され、なんて素敵なソウルナンバーなんだって。シルクソニックを聴きまくってたのでそろそろ今のバンドで流れ組むやついねえのかなって思っていたらこのタイミング。このナンバーの多幸感、手を挙げ踊りまくりです(笑)
そしてアルバムリリースでしたがレコードが即完売。といいますか予約していたのに表示が入荷待ちに変更になって1stプレス完売していた。やっとこのまえセカンドプレス盤でしょうか到着しました。このアルバム、レコードとして欲しかったのです。だから嬉しくて。
アルバム一巡。ひとこと最高です。彼らはイギリスの白人バンドですよ。なぜこのようなソウルがアメリカのブラックミュージックから今生まれないのでしょう。その不思議さも同時に感じたな。でもそれを打ち破ったのがシルクソニックだっていえばそれまでなんだけど、それはブルーノマーズのセンスが欲してるリスナーの想いを具現化してくれただけで生粋のバンドではないわけで。
基本フィリーサウンドなんでしょうか。When You Stole the Sun From The Skyなんぞはトム・ベル作品かてなくらいスウィート。
でも朴訥なソウルで感銘を与えてくれたビル・ウィザースのようなナンバーもある。そして楽器もヴィブラフォンやホルンといったソウルナンバーに欠かせない音も散りばめられ、もうじんわり聴けるナンバーばかりだ。ワウギターやベースがなんとなく前に出てるナンバーもあり聴きあきない。A面が凄過ぎてこれだけでミニアルバムとして発売してもいいくらいのグレード感。絶賛です、はい(笑)
シルクソニックはブルーノマーズの発想力、Dマイルの職人技が全面に伝わってくるがこのMamas Gunはそれぞれのメンバーから湧き出るソウル愛がチームとして繰り出されているという点が違っている。もしかしたら現行の70’sソウルブームも終焉するかもしれない。でも彼らはこれからずっと極上のヴィンテージソウルを届けてくれるだろうな。
専門的なことはわかりませんが、バンドを作らなくても、楽曲が出来ちゃって、で、また、そういうのが売れてしまう、Hip-Hop系の時代が長く続いておりますし、若い人たちは、みな、そっちに憧れちゃうんでしょうねぇ。
Classic R&Bなんていう言葉が出来ちゃったころから、そんな流れなような…。
DTMやDAWといった(わけわかりませんが)レコーディング機材も進化していますし特にバンド形式にこだわる必要なないですよね。
それで売れても昔ほど儲からないだろうね。
ライブとなれば別ですし、今や音源売ることよりライブで食っていくアーティストが増えてるのが現状ですよね。
いやはや、このMamas Gunはコアなファン多いと思います。相当ソウルを深く聴いてるメンバーだと思います。
時折聞かせるDaryl Hall的な節回しがたまらないんですよね。
1stがまた名作で、比較的アップテンポなLet’s Find A Wayとか
けっこう気にってます。新作も良さそうですね。
Daryl Hall・・・そうですね!
地声はいい意味での軽いハイトーン、ダリルはボーカルグループに所属していた程の生粋のソウル畑出身
似ていますね
その曲、タンバリンづかいやギターなどモータウンしていますね
これからも長く活躍してほしいグループです。
LP、2ndプレスも早々売れてしまい品切れのようです。人気あるな~