Motivation (1983 De-Lite DSR8506)

1983年リリースのファンクバンド”Motivation”

このアルバムを聴くと大阪キタのソウルバーTracksを思い出すな。(おそらく現在閉店)
このアルバムが流れていた時、常連さんの林さん(お名前覚えています)が絶賛していたんだ。こんなスラップベースはなかなか聴けないぞと。マスターに向かって叫んでいた(笑)微妙な距離感で座っていたわたしは、空気を読み素直に頷いていました(笑)
もう閉店してだいぶ経つけど、旧渋谷レコファンで大量のストックを見かけた。すげえファンク好きなバイヤーがいらっしゃるだなぁと妙に関心したもんだ。

Motivation…まったくメンバーと関係のない女性4人が艶かしく挑発するジャケも、ある意味ファンクしており(笑)とてもいい。
De-LiteレーベルといえばKool & The Gang,Crown Heights Affairといい、ややポップな味付けもなされており、これも例外ではありません。B-1 “Give The Give Of Music”なんぞはフィリー系モダンダンサーで陽気そのもの。

重要な2面性があり、ひとつはA-1 “Motivation”,B-2 “Stop!!!”によるヘビーファンク気質。Reddingsかと思わせるスラップベースが荒くれる。A-2そしてもひとつはスウィートマナーにのっとったバラッドの美しさ。
柔らかなウォーキングテンポのA-2 “Crazy Daze”,SwitchのI Wanna Be Closerを彷佛させる激甘A-3 “Please Don’t Say No”と心とろけるナンバーは最高だ。
CDも売ってはいるが、これは原盤でのジャケットを含めたインパクトを味わっていただきたい。

hiroo

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4件のフィードバック

  1. またまたマニアックなアーティストで全然知りませんでしたが、
    U. S. Black Disk Guideにしっかり載ってましたね。それもKoolの
    Celebrate!の隣でした。全くノーチェックでした。
    確かにReddingsのようなベース、Are You Readyはさらに強力な
    ベースですね。アナログだといいかもですねえ。

    • ファンクでは定番のアルバムですね
      ファンク好きの方はけっこうお持ちです。ベースが荒くれるのでReddingsと共によく話題になるお皿です
      注目のベーシストはMarcus Culvertっていうひとで日本にもセッションミュージシャンで来たこともあるようですよ
      やはりファンクはベースが肝ですよね~

  2. ちと、横道にそれちゃいますが、
    De-Liteレーベル、懐かしいですね。

    たしか、日本の会社と契約がなくて、
    あんなに大ヒットしていたのに、
    Kool & The Gangの”Celebrate!”
    なかなか、日本盤が出なかったんですよね。

    輸入盤が置いてある店で見つけたときは、
    おお!と思いました。
    田舎だったもので。(笑)

    • 日本盤のクオリティは皆がわかっていたので輸入盤より日本盤待ちってありましたですね
      CD時代は先行販売とかメリットもありました。今はCDなんて特定のアーティストしか日本盤でなくなりました。
      メディアの行く末はどうなるんでしょうね。CD復活はなさそうだし。
      レコードはもう少し安ければもっと浸透すると思うんですけどね

      De-Liteは特にこれって知らないんですがクラウン・ハイツ・アフェアは好きです。

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